鶴岡 |【ななび連載:鶴岡編vol.1】鶴岡ってどんなところ?

鶴岡 |【ななび連載:鶴岡編vol.1】鶴岡ってどんなところ?

かつて庄内藩の城下町として栄えた山形県鶴岡市。藩政時代や明治・大正時代に建てられた建築が今も残り、ノスタルジックな雰囲気が漂う街です。最近では著名な建築家が手がけた斬新な建物も増え、新しい風が吹き込まれています。また、日本で唯一の「ユネスコ食文化創造都市」に認められた食の街でもあり、多彩なグルメが楽しめますよ。


街を見守るようにそびえる修験の山「出羽三山」

湯殿山神社大鳥居

山形県のほぼ中央にあり、月山・羽黒山・湯殿山からなる「出羽三山」。鶴岡の街を見守るように連なるこの山々は、古くから山岳信仰の場として崇敬されてきました。それぞれの山は過去・現在・未来を表し、すべてをめぐることで「生まれかわりの旅」ができるといわれています。

羽黒山五重塔

標高が高い月山と湯殿山は冬季は閉鎖されてしまいますが、標高414メートルの羽黒山は1年中参拝することができます。山頂には3つの山の神様を合祭した「三神合祭殿(さんじんごうさいでん)」があり、ここを参拝すればすべての山をめぐったことになるそう。

羽黒山の山中にたたずむ国宝・羽黒山五重塔も必見。平安時代中期に建てられたと伝わり、東北地方で最古の塔といわれています。五重塔までは麓の駐車場から歩いて15分ほどですが、途中は階段が続くので歩きやすい格好がオススメですよ。

ライトアップされた羽黒山五重塔

羽黒山五重塔では、7月~10月の土・日曜と祝日の夜間にライトアップが行なわれ、境内で演奏やパフォーマンスも披露されます。闇夜に浮かび上がる五重塔は、昼間とはまたひと味違った荘厳な雰囲気。10月だけの期間限定で、石段参道が7色にライトアップされた「レインボーロード」も見られますよ。

レトロなたたずまいがステキな擬洋風建築が見どころ「致道博物館」

旧鶴岡警察署庁舎

かつてこの地方を治めた庄内藩主・酒井家の御用屋敷があった場所に江戸・明治時代の建築が建ち並ぶ「致道博物館」は、庄内エリアの歴史と文化が感じられるスポット。敷地内には、11代藩主・忠発(ただあき)の隠居屋敷として建てられた御隠殿(ごいんでん)が残り、国指定重要文化財の旧鶴岡警察署庁舎や旧西田川郡役所、旧渋谷家住宅など、貴重な歴史的建築物が移築されています。

なかでもひときわ目をひくのが、鮮やかな水色の外観が特徴の旧鶴岡警察署庁舎。地元出身の大工棟梁・高橋兼吉によって1884年に建てられた、ルネサンス風の擬洋風建築です。2018年には保存修理工事が完了し、外壁は創建当時と同じ水色に復原。それまでは見学できなかった内部も一般公開されています。

旧西田川郡役所

1881年に建てられた旧西田川郡役所は、明治天皇の行在所(あんざいしょ)としても使われた由緒ある建物。旧鶴岡警察署庁舎と同じ高橋兼吉らが手がけた建築で、バルコニーや時計塔が設けられたモダンなたたずまいが特徴です。

2階から塔屋へ登るつり階段は、下から支える柱がなく、ルネサンス様式を模倣した装飾が施されています。内部では、近隣で発掘された化石や土器などの考古学資料を展示。ほかに、戊辰戦争や西郷隆盛関連資料、ガス燈や人力車など文明開化に関する資料も見られます。

酒井氏庭園

国の名勝に指定された「酒井氏庭園」も敷地内にあります。東北地方でも数少ない典型的な書院庭園で、御隠殿奥座敷からの眺めは格別。四季折々の花々や草木が楽しめます。

食の街・鶴岡ならではの飲食店やおみやげがそろう「つるおか食文化市場 FOODEVER」

つるおか食文化市場 FOODEVER(フーデェヴァー)

鶴岡は、風土に根付いた独自の食文化を背景に、2014年、日本で唯一の「ユネスコ食文化創造都市」に認定されました。JR鶴岡駅前にある「つるおか食文化市場 FOODEVER(フーデェヴァー)」は、鶴岡の食の魅力を発信する複合施設。地産地消のレストランや鶴岡の食材を使ったおみやげがそろうマルシェを備え、イベントスペースでは「食」をテーマにした催しを随時開催しています。

前菜とパスタや肉料理などが味わえる「ファリナモーレプレート」

館内の「ファリナモーレ」は、鶴岡の人気イタリアン「アル・ケッチァーノ」のオーナーシェフであり、「食の都庄内」親善大使も務める奥田政行さんがプロデュースする店。地元ならではの素材をふんだんに取り入れたパスタを中心に、ケーキやジェラートなどのドルチェも充実しています。

マルシェには、鶴岡のおみやげがそろうコーナーがあるほか、米どころ・庄内のおいしいお米や日本酒、ここでしか手に入らないオリジナル商品も購入できます。観光客はもちろん、日々の買い物に訪れる地元の常連客も多いんですよ。

「つるおか食文化市場 FOODEVER」は、こちらの記事で詳しくご紹介中です!

12,000発もの花火が夏の夜空を彩る!「赤川花火大会」

赤川花火大会の花火1

「赤川花火大会」は、例年約30万人以上もの観客を集める全国屈指の花火大会です。その人気は、「日本の花火100選」でベスト10にランクインしたことがあるほど。2019年は8月17日(土)に開催予定で、総打ち上げ発数は約12,000発となっています。

赤川花火大会の花火2

鶴岡市中心部を流れる赤川の河川敷で行なわれる赤川花火大会は、打ち上げ場所が全長2キロメートル、上空幅も1キロメートルに及ぶというスケールの大きさが特徴。広い会場を活かしたダイナミックな花火が楽しめます。

また、「全国デザイン花火競技会」を兼ねているため、国内トップクラスの花火師たちが集まるのも魅力の1つ。技と心意気が結集したプログラムの数々は見ごたえ十分です。

赤川花火大会の花火3

競技会の合間には特別プログラムも披露されます。なかでも、音楽やナレーションにあわせてストーリー仕立てで展開される「ドラマチック花火」と、上空幅を最大限に使った「エンディング花火」は感動もの。次々と打ち上げられる芸術的な花火に、会場は大いに盛り上がります。

次回は、食の街・鶴岡ならではの食材が味わえるオススメのランチスポットをご紹介。お楽しみに!

「鶴岡市」へのおでかけをもっと楽しみたい!ななびチェック!

「羽黒山」に登って認定証を手に入れよう

羽黒山の麓から山頂までは2,446段の石段が続きますが、体力に自信がない場合は「羽黒山有料道路」を通って車で行くこともできます。登頂すると認定証がもらえますよ。

「つるおか食文化市場 FOODEVER」でカラフル&おいしいおやつをゲット

「山形花笠オリーブポップコーン」は、つるおか食文化市場 FOODEVERで人気のおみやげの1つ。だだちゃ豆・庄内砂丘メロン・佐藤錦(さくらんぼ)の3種類の味が楽しめます。

「赤川花火大会」の会場へは徒歩でのアクセスがオススメ

「赤川花火大会」の開催時、周囲の道路は混雑が予想され、交通規制も実施されます。最寄りのJR鶴岡駅から会場まで臨時シャトルバス(有料)が運行されますが、歩いても約15分なので徒歩で向かうのがオススメ。

「出羽三山」について詳しくはこちら
「致道博物館」について詳しくはこちら
「つるおか食文化市場 FOODEVER」について詳しくはこちら
「赤川花火大会」について詳しくはこちら

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