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登米 |「海老喜 蔵の資料館」江戸時代から残る貴重な蔵を見学

登米 |「海老喜 蔵の資料館」江戸時代から残る貴重な蔵を見学

宮城県登米市登米町は、武家屋敷や明治・大正時代の洋風建築が並ぶ街並みから、“みやぎの明治村”と呼ばれるエリアです。そのメインストリートに建つ「海老喜 蔵の資料館」では、約85年間手が加えられず、古い姿のまま残る酒蔵を資料館として公開。実際に使われていた酒づくりの道具や日用品といった、貴重な品々とあわせて見学できます。


180年以上続く老舗「海老喜」で蔵を見学

「海老喜 蔵の資料館」

三陸自動車道登米(とめ)ICから車で約6分。登米(とめ)市登米(とよま)町の大通りを進むと、北上川の手前に見えるのが「海老喜(えびき) 蔵の資料館」です。1833年に創業した海老喜は、味噌や醤油、酒の醸造店として栄えたのち、明治時代末期以降は味噌と醤油のみを醸造。敷地内には江戸時代末期から大正時代に建てられた8棟の蔵が保存され、そのうちの酒蔵を資料館として公開しています。

江戸時代の酒蔵が1棟まるごと資料館!

当時のままの姿で残っている酒蔵

蔵の見学は海老喜の店舗で受付をしたあと、お店のスタッフと一緒に蔵へ向かいます。見学中はスタッフがガイドをしてくれるので、不思議に思ったことやもっと知りたいことはその場で聞いてみましょう。

明治時代末期まで使われた酒蔵は、1992年に公開されるまで手が加えられず、奇跡的に当時のままの姿で残っていたそう。なかに入ると、夏はひんやりと涼しく、冬はほんのりあたたかみを感じます。

大きな仕込み樽

酒蔵のなかには、江戸・明治時代に酒や醤油、味噌などを仕込んだ、貴重な道具がずらりと並びます。特に目をひくのは、中央の大きな樽。明治時代の終わりに酒の仕込みから用途が変わり、醤油の醸造にも使われた珍しい歴史をもつ樽です。役目を終えた今も、木にしみ込んだ塩分が湿気と一緒ににじみ、まるで樽の内側が濡れているかのようです。

仕込み樽の手前にある井戸は現役で、ポンプで汲み出した地下水は味噌や醤油の醸造に利用されています。蔵の奥では、明治・大正時代のはかりや皿といった日用品と、江戸時代に海老喜が地元の武家から譲り受けた甲冑などの展示を楽しみましょう。

モダンな食堂に改装された明治時代の蔵「エビキホール」

「エビキホール」

明治時代につくられた醤油の醸造蔵は、「エビキホール」として団体客向けの食事処になっています。梁がめぐる高い天井は、やわらかな明かりの照明が飾られていて、和と洋が合わさったモダンな雰囲気。団体客の予約がない日は一般公開されているので、必ず見たい場合は電話で問い合わせてみましょう。

味噌や醤油を使ったユニークなスイーツをおみやげに

「みそアイス」

海老喜を訪れたおみやげに、味噌や醤油を使ったスイーツはいかがでしょうか。特にユニークなのが「みそアイス」。味噌の豊かな風味とほのかな塩気でバニラアイスの甘みが引き立つ、意外にも相性のいい組みあわせが好評です。

手前「醤油まころん」、奥「味噌まころん」

ほかには、味噌や醤油を生かしたお菓子「味噌まころん」や「醤油まころん」も人気です。生地に加えた落花生の香ばしさに、味噌や醤油の風味がマッチ。サクサクとした軽い食感で食べやすく、思わずもうひとつと手をのばしたくなります。

蔵見学とおみやげ探しができる「海老喜 蔵の資料館」。タイムトリップしたような気分で、江戸時代や明治時代の蔵を訪れてみませんか。

「海老喜 蔵の資料館」をもっと知ろう!ななびチェック!

「みそアイス」はお店で食べてもOK

店内にあるイートインスペースでは、購入したアイスクリームをすぐに味わうことができます。

海老喜の旧店舗も要チェック!

おみやげを購入できる現在の店舗のほか、旧店舗も保存されています。お店で使われていた帳場机(ちょうばづくえ)が置かれた店内を、外側から見学しましょう。

登米町の街なかは歴史散策にぴったり

登米町には時代を感じる建物がたくさんあります。エビキホールと同じ職人が建てた「登米町教育資料館(旧登米高等尋常小学校)」もそのひとつ。海老喜から歩いて5分ほどなので、散歩をしながら訪れてみてください。

「海老喜 蔵の資料館」について詳しくはこちら

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