湯沢 |【ななび連載:湯沢編vol.4】湯沢の三大温泉郷でゆったりのんびり

湯沢 |【ななび連載:湯沢編vol.4】湯沢の三大温泉郷でゆったりのんびり

“湯沢”という名前の通り、温泉が豊富な湯沢市。秋田県内最古といわれる「秋の宮温泉郷」をはじめ、渓谷沿いに宿が連なる「小安峡温泉」、泥水のように白濁した湯が特徴の「泥湯温泉」など、個性的な温泉地がそろいます。それぞれの温泉の近くには、噴気孔や泥火山などの見どころも点在。温泉と大自然をあわせて満喫しましょう。


「秋の宮温泉郷&川原の湯っこ」川原を掘って自由に足湯をつくれる!

「秋の宮温泉郷」は、奈良時代に発見されたと伝わる秋田県内最古の温泉地。40以上もの源泉があり、宿はもちろん一般家庭にも引かれているほど湯量が豊富なことで知られます。温泉郷に8軒ある宿はそれぞれに源泉が異なるため、多様な泉質や効能を楽しめるのが魅力。著名人ゆかりの宿も多いんですよ。

秋の宮温泉郷の近くには役内川(やくないがわ)が流れ、宿によっては渓流を眺めながら入浴できるところも。ここちよい川の音を聴きながらの湯浴みは、極上のリラックスタイムになりそうです。

また、温泉街の中心部では、5月~11月上旬の土・日曜、祝日に「ちゃんちゃん朝市」を開催。採れたての野菜や自家製の漬け物などが評判で、宿泊したら早起きしてでかけてみるのもいいですね。

温泉街から歩いてすぐの場所にある「川原の湯っこ」では、温泉が湧く川原を掘ることで足湯をつくれます。川原に用意されているスコップで好きな大きさを掘り、石で囲みをつくったら“オリジナル足湯”の完成!

近くにある「まこ食堂」はラーメンやカレーライスなどを出前してくれるので、足湯に浸かりながらのんびりごはんをいただくのもオススメです。

「小安峡温泉&小安峡大噴湯」大地から吹き上がる湯けむりが迫力満点!

皆瀬川の浸食によってできた渓谷・小安峡(おやすきょう)に沿って温泉宿が建ち並ぶ「小安峡温泉」。開湯は江戸時代初期といわれ、古くから湯治場として利用されてきました。源泉は4つあり、2種類の泉質の湯が湧いていて、体が芯から温まると評判です。

小安峡温泉に建つ14軒の宿は、秋田藩主御用達だった宿や料理自慢の宿など個性派ぞろい。宿泊での利用はもちろん、多くは日帰り入浴も受け入れているので、気軽に湯めぐりができます。また、足湯や飲泉所を備えたところもあり、さまざまな方法で温泉を楽しめますよ。

温泉街から歩いて10分ほどの「小安峡大噴湯(おやすきょうだいふんとう)」は、小安峡のシンボルといわれる名所です。高さ60メートルの断崖から、シューッという音を立てて熱湯と蒸気が激しく噴出。大地の息吹を感じさせる大迫力の光景を、遊歩道から間近に見ることができます(4月上旬~11月上旬)。

渓谷が織りなす四季折々の風景のなかでも、特に美しいのが秋の紅葉の時季。赤や黄色に色づいた木々と、モクモクと立ちのぼる白い湯けむりとのコントラストが見事です。

「泥湯温泉&川原毛地獄」地獄さながらの風景にびっくり!

「泥湯温泉」は、約1200年前に開湯したと伝わる温泉地です。古くから「安楽泉」として親しまれた湯治場で、お湯が泥水のように白く濁っていることから、いつしか「泥湯」と呼ばれるようになりました。

湯沢市内でも特に山深い場所にあるため秘湯ムード満点。2軒の素朴な宿がひっそりとたたずみ、それぞれに異なる源泉の湯を楽しめます。

湯船にはとろりとしたお湯がたっぷりと注がれ、入浴後はしっとりつるつるのお肌に。硫黄の香りも温泉気分を高めてくれます。宿や浴場によって泉質が少しずつ異なるので、入り比べてみるのもオススメ。

冬季の営業については、宿に問い合わせをしてくださいね。

泥湯温泉から約2キロメートルの場所にある「川原毛(かわらげ)地獄」は、青森県の恐山、富山県の立山と並び、日本三大霊地に数えられています。奇岩に覆われた山肌のいたるところから水蒸気や火山性のガスが噴き出していて、その光景はまさに地獄のよう。辺りにはゴーッという地鳴りのような音が響き、どこまでも続く荒涼とした風景に目を奪われます。

川原毛地獄から歩いて約15分の場所にある「川原毛大湯滝」は、滝そのものが温泉になっている全国でも珍しいスポット。上流から湧き出た温泉が沢の水と合流し、約20メートルの高さから勢いよく流れ落ちています。簡易な脱衣所があるので、水着に着替えて入浴しましょう。

ダイナミックな自然にふれ、ゆったりと温泉に浸かれば、心も体も癒されるはず。湯沢の魅力を存分に楽しんでくださいね。

名湯+αで楽しむ!湯の街・湯沢のななびチェック!

「秋の宮温泉郷」で自然に親しむ体験メニューにチャレンジ!

旧湯ノ岱(きゅうゆのたい)小学校の跡地を活用した交流施設「地域力ワークスやまもり」では、お子さんから大人まで楽しめる体験メニューを用意。ノルディックウォーキングをはじめ、ピザづくりやバウムクーヘンづくりなどが人気です。

「小安峡温泉」の季節のイベントをチェック

冬になると、巨大なつらら(=しがっこ)をライトアップする「小安峡しがっこまつり」が開催されます。

「川原毛地獄」での入浴は夏がオススメ

川原毛大湯滝の源泉は約94.5℃と高温ですが、流れてくる間に適温になるためお子さんも安心です。湯温は時季により異なり、ベストシーズンは7月上旬~9月中旬。11月上旬~5月上旬は道路が閉鎖されます。

「秋の宮温泉」について詳しくはこちら
「川原の湯っこ」について詳しくはこちら
「小安峡温泉」について詳しくはこちら
「小安峡大噴湯」について詳しくはこちら
「泥湯温泉」について詳しくはこちら
「川原毛地獄」について詳しくはこちら

関連する投稿


仙北 |「田沢湖キャンプ場」でキャンプ&アウトドアスポーツを体験!

仙北 |「田沢湖キャンプ場」でキャンプ&アウトドアスポーツを体験!

秋田県仙北市にたたずむ日本一深い湖・田沢湖。湖畔から歩いて約5分の場所にあるのが「田沢湖キャンプ場」です。雑木林に囲まれたキャンプサイトは、エメラルドグリーンに輝く田沢湖を望む絶好のロケーション。湖でのカヌーやカヤック、周辺の山や川でのトレッキングやラフティングなど、さまざまなアウトドアツアーも行なっています。


鹿角 |「花輪ばやし」華やかな屋台が夜の街を彩る夏の祭典

鹿角 |「花輪ばやし」華やかな屋台が夜の街を彩る夏の祭典

秋田県鹿角市で行なわれる「花輪ばやし」。地元で信仰される神様を祀った幸稲荷神社にお囃子を奉納する、江戸時代から伝わる祭りです。壮麗な屋台と賑やかなお囃子が連なるパレードや、全町内会の屋台が駅前広場にそろい人々が円陣を組んでお囃子を奏でる「駅前行事」は大迫力。花輪の夏を派手に締めくくる伝統行事を楽しみましょう。


三種 |「サンドクラフトinみたね」まるで砂の美術館!巨大な砂像が砂浜にずらり

三種 |「サンドクラフトinみたね」まるで砂の美術館!巨大な砂像が砂浜にずらり

秋田県北西部に位置し、日本海に面した三種町(みたねちょう)。秋田名物として知られる水草の一種「じゅんさい」の生産が古くから盛んで、国内生産量の約90%を占める日本一の産地です。この町で例年7月末に開催される「サンドクラフトinみたね」は、夏を盛り上げる名物イベント。砂でつくられた巨大な像の数々が、砂浜に勢ぞろいします。


羽後 |「道の駅 うご 端縫いの郷」イベントが充実!名物の西馬音内そばも味わえる道の駅

羽後 |「道の駅 うご 端縫いの郷」イベントが充実!名物の西馬音内そばも味わえる道の駅

秋田県羽後町にある「道の駅 うご 端縫いの郷」は、羽後の夏の風物詩「西馬音内盆踊り」で踊り手が着用する伝統的な衣装・端縫いにちなんで愛称が付けられた道の駅。週末にはフリーマーケットやグルメイベントを開催しています。名物の西馬音内そばをセルフ方式で味わえる食事処や、搾りたての生乳を使ったジェラートショップも人気です。


湯沢 |【ななび連載:湯沢編vol.3】ショッピングしながらくつろげるカフェ併設の雑貨店3選

湯沢 |【ななび連載:湯沢編vol.3】ショッピングしながらくつろげるカフェ併設の雑貨店3選

気になるカフェや雑貨店があっても、ファミリーでおでかけすると1日に何軒もめぐるのは難しいもの。スイーツを楽しみながらおしゃれなアイテム選びもできる、そんなお店はうれしいですよね。今回は、カフェのある雑貨店をご紹介。秋田県湯沢市の伝統工芸品やエキゾチックな雑貨など、旅行気分を盛り上げるお気に入りが見つかりますよ。


最新の投稿


妙高 |「アパリュージョン」音楽とイルミネーションによる幻想的な世界を楽しもう!

妙高 |「アパリュージョン」音楽とイルミネーションによる幻想的な世界を楽しもう!

新潟県妙高市にあるホテル&リゾート「アパリゾート上越妙高」では、2014年からイルミネーションイベントが開催されています。2018年に「アパリュージョン」という名称になってから、光と音で構成するデジタルアートイリュージョンとして、内容も規模もパワーアップ!その魅力をご紹介します!


仙北 |「田沢湖キャンプ場」でキャンプ&アウトドアスポーツを体験!

仙北 |「田沢湖キャンプ場」でキャンプ&アウトドアスポーツを体験!

秋田県仙北市にたたずむ日本一深い湖・田沢湖。湖畔から歩いて約5分の場所にあるのが「田沢湖キャンプ場」です。雑木林に囲まれたキャンプサイトは、エメラルドグリーンに輝く田沢湖を望む絶好のロケーション。湖でのカヌーやカヤック、周辺の山や川でのトレッキングやラフティングなど、さまざまなアウトドアツアーも行なっています。


奥州 |「奥州市水沢産業まつり」地元グルメを楽しめる一大イベント

奥州 |「奥州市水沢産業まつり」地元グルメを楽しめる一大イベント

岩手県奥州市で毎年10月中旬に開催される「奥州市水沢産業まつり」。旬の地場産品の販売が行なわれる、実りの秋にぴったりのイベントです。同時開催の「奥州水沢グルメまつり」には、巨大な鉄鍋で煮込む芋の子汁が登場!食欲の秋を存分に満喫できる名物イベントの内容をご紹介します。


庄内 |「しょうない秋まつり」地元ゆかりのおいしいものが勢ぞろい!

庄内 |「しょうない秋まつり」地元ゆかりのおいしいものが勢ぞろい!

毎年10月上旬に山形県庄内町で開かれる「しょうない秋まつり」。例年、地元特産品の販売、餅つき大会や和太鼓の演奏などが行なわれて賑わいます。なかでも人気なのは、地元食のコーナー。川ガニ汁やイワナの塩焼きをはじめとした山形県の郷土料理、庄内町の友好町・宮城県南三陸町のホタテの炭火焼きといったグルメが充実しています。


おいらせ |「おいらせ百石まつり」「おいらせ下田まつり」華やかな山車で豊作を祈る、秋の2大山車祭り

おいらせ |「おいらせ百石まつり」「おいらせ下田まつり」華やかな山車で豊作を祈る、秋の2大山車祭り

青森県おいらせ町で毎年9月に行なわれる「おいらせ百石まつり」と「おいらせ下田まつり」。旧百石町と旧下田町が合併して生まれた“おいらせ町”の秋祭りで、豊作や大漁、無病息災などを祈願して行なわれます。全国的にも珍しい種類の山車からさまざまな催し物まで、見どころをたっぷりとご紹介します!