久慈 |「山根六郷水車市・水車まつり」郷土グルメをおなかいっぱい味わおう

久慈 |「山根六郷水車市・水車まつり」郷土グルメをおなかいっぱい味わおう

伝統行事や古い食文化が残る岩手県久慈市山根町。「山根六郷水車市」は地元を代表するイベントで、会場は地域のシンボルである水車が建つ「桂の水車広場」です。特産の雑穀を使っただんごや餅など、地元の味をたっぷり味わいましょう。11月開催の「水車まつり」では餅つき大会が行なわれ、つきたてのあわ餅が無料で振る舞われます。


山根六郷の食文化を体験するおいしいお祭り

三陸鉄道久慈駅から車で40分ほど進むと、山間に見えてくる久慈市山根町。長内川(おさないがわ)に沿って6つの集落が点在し、まとめて「山根六郷(やまねろくごう)」と呼ばれています。

そのなかの端神郷(はしかみごう)で、5月・6月、9月~12月に行なわれるお祭りが「山根六郷水車(くるま)市」。古くからこの地域では雑穀がよく採れることから、水車を使ってひいた粉でつくるだんごや餅が郷土料理として伝わってきました。

水車は時代とともに一度廃れてしまいましたが、伝統文化を残そうと地元の有志が1988年に復元。翌年、水車が建った広場で地元の食文化を伝える「水車(すいしゃ)まつり」が開かれ、現在も続くお祭りとなりました。定期的に開催される山根六郷水車市では、水車を使った粉ひきの実演を見学でき、郷土グルメが味わえます。

あわ餅の餅つき大会が見学できる「水車まつり」

11月開催の水車まつりは、山根六郷水車市に加えて、「あわ餅つきのお振る舞い」が行なわれます。昨今、ヘルシー食材として注目されているアワやヒエといった雑穀類ですが、岩手県北部では古くから米の代わりによく食べられていました。特に山根町の端神郷では、餅といえばアワのみを使った餅が主流だったそう。

水車まつりには、このあわ餅の振る舞いを楽しみに訪れる人がたくさんいます。威勢のよい掛け声が響く餅つき大会は大迫力。その場できなこをまぶしていただく、つきたてふわふわのあわ餅は大人気で、あっという間に振る舞いが終わってしまうこともあります。

だんごに餅!地元の味をたっぷり味わおう

山根六郷水車市と水車まつりに共通しているのは、水車で加工する雑穀の粉を使った山根六郷の郷土グルメがたくさん味わえること。なかでも「軍配餅」はイベントの途中で売り切れることもある人気メニューです。その名前は、小麦粉を練ったお餅を2つくっつけたような、軍配に似た形に由来します。

昔はそば粉でつくられていましたが、現在は小麦粉でつくるのが一般的。甘めのクルミ味噌がたっぷり塗られたお餅を頬張ると、香ばしさが口いっぱいに広がりますよ。

このお祭りで味わえる山根六郷の郷土グルメは、雑穀を使ったものだけではありません。「いわなの塩焼き」は、山根特産のイワナを、シンプルな味付けでいただく山根名物。しっかりと塩をふり、炭火で焼き上げます。身がやわらかい、アツアツのうちにいただきましょう。

山村に伝わる郷土グルメがずらりとそろう「山根六郷水車市・水車まつり」。地域に伝わる伝統の味を楽しみに訪れてみませんか。

「山根六郷水車市・水車まつり」をもっと楽しむ!ななびチェック!

山根六郷水車市・水車まつりを訪れるなら車がオススメ

三陸鉄道久慈駅を起点に、車で県道7号を抜けるのが一般的。駐車場が会場のすぐ近くにあり便利です。

山根六郷水車市は毎月メインイベントが変わる!

6月は「山菜市」、9月は「そばの花市」と、月によってメインイベントが変わります。ホームページでチェックしてからでかけましょう。

時間に注意!朝は早めに出発を

山根六郷水車市と水車まつりは、9:00~13:00と朝早くから開催されています。人気のメニューは売り切れることがあるので、お目当てが決まっていれば早くから訪れるのがオススメ。

「山根六郷水車市・水車まつり」について詳しくはこちら

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