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弘前 |「佐藤製菓」昔ながらの手づくりお菓子でくじ引き!楽しくておいしい、地元に愛され続ける “津軽当物駄菓子”

弘前 |「佐藤製菓」昔ながらの手づくりお菓子でくじ引き!楽しくておいしい、地元に愛され続ける “津軽当物駄菓子”

青森県弘前市にある「佐藤製菓」は、「津軽当物駄菓子」と呼ばれるくじ付きお菓子を手づくりで製造・販売している製菓店です。今回は、大人も夢中になる当物駄菓子の魅力と、どんなお菓子を販売しているのかまで、たっぷりご紹介します!


津軽の伝統を守り続ける「佐藤製菓」の津軽当物駄菓子

青森県弘前市にある「佐藤製菓」は、津軽地方に戦前から伝わる「津軽当物駄菓子(つがるあてものだがし)」の製造・販売を行っている製菓店です。

“津軽当物駄菓子”とはくじ付き駄菓子のことで、くじを引いて出た目の当たり菓子が食べられるというもの。駄菓子屋さんで販売され、駄菓子自体のおいしさとわくわく感から子どもたちの心を掴んできました。

取り扱う駄菓子屋さんが減少した近年では、お盆やお正月に箱買いして親戚たちと家で遊ぶのが定番という家庭も多いのだそう。

当時はさまざまな製菓店でつくられていた津軽当物駄菓子ですが、1965年頃を境に佐藤製菓のみに。古くから親しまれてきた「糸引(写真上)」、「大王当て」、「イモ当て」の3種類を、現在も手づくりで販売しています。

どの大きさが当たるかドキドキ!繊細な生菓子の「大王当て」

当物駄菓子のなかでも古くから親しまれているのが「大王当て」です。
当て紙と呼ばれるくじ台紙を使うもので、引いたくじ札の役によってもらえるお菓子の大きさが変わるというシンプルなルール。子、親、大王の順にお菓子が大きくなります。

当たるお菓子はどんな味?華やかで、上品な甘さが広がる練り切り

もらえるお菓子は、白あんでつくられた練り切り。1日寝かせた22キログラムもの白あんに、赤・黄・緑色を混ぜて手でこねて着色します。

時代にあわせてさまざまな絵柄でつくられてきた練り切りですが、その成形には木型を使用しています。なかでも1箱にたくさん入っている“子”は、1回の成形で多くの数をつくれるようにと、佐藤さん自らがひとつの木型に10個の絵柄を彫って仕上げたこだわりの型です。

“子”の型にはピンク色のあんを押し入れ、はみ出した部分を削り落とします。型を打ち付けるようにひっくり返すと、一気に10個のお菓子が完成!

“大王”は、型に黄・緑のあんをひとつまみほど置き、その上から赤と白を組み合わせたあんを型に押し入れます。
手でキレイにならしたものを取り出すと、色づいた部分が浮かび上がるような美しさ。大人の手のひらほどにもなる大きさなので、当たった時のよろこびもひとしおですね。

完全オリジナルのロングセラー商品「イモ当て」

佐藤製菓には、看板商品のひとつでもあるオリジナル当物駄菓子「イモ当て」もあります。
「イモ」と言ってもなかにお芋が入っているわけではなく、あんドーナツをふたつに切った見た目がお芋に似ているため、イモ菓子と呼ばれるようになったのだそう。

たっぷりと砂糖がまぶしてありながら甘すぎないイモ菓子は、くじを引いて「子」だと小さいサイズ、「親」だと大きいサイズが食べられます。

また、“大王当て”と“イモ当て”には、大人数で遊べる通常パックと、少人数やおみやげにもオススメのプチシリーズの2タイプが用意されています。

特にイモ当ては内容量の違いだけでなく、それぞれの親・子の大きさや、揚げている油の種類も異なります。
通常パックは大豆油を使用した昔ながらの味わいで、プチパックは日持ちするように油の種類を少し変え、あっさりとした味わいに仕上げています。

ピンクのあんがかわいらしい、津軽の魅力が詰まったイモ当て「青森りんごあん」

老若男女問わず人気のいも当てに、2019年2月より新商品が登場!プチシリーズ第3弾となる「青森りんごあん」味です。

販売のきっかけとなったのは、これまで参加してきた全国のイベントや展示会。
青森県外のお客さんは「青森=りんご」の商品を求めていること、おみやげ用には小さいサイズが適していることに気づきました。

通常の「子」(写真左)と青森りんごあんの「親」(写真右)

当初「こうしたらできるだろう」と簡単に想像していた青森りんごあんづくりは、現在の色具合や味に決めるまでにとても苦労し、試作は100回以上繰り返したのだとか。
果汁だけでなく果肉も使用されているので、りんごのやさしい風味とシャキシャキとした果肉の食感がクセになりそうなおいしさです。


お子さんだけでなく大人もわくわくしてしまうくじの楽しさや伝統のおいしさを守りながら、新たなチャレンジを続けている「佐藤製菓」。今後は首都圏での販売も目指しているそうで、これからの佐藤製菓と津軽当物駄菓子からも目が離せませんね。

「津軽当物駄菓子」をもっと身近に!ななびチェック!

弘前さくらまつり限定の当物も

2017年の弘前さくらまつりからくじ付きで販売している「花見まんじゅう」を、2019年も販売予定。さらにイモ当ての青森りんごあんを蒸しカステラに入れた商品も計画中だそうなので、まつり期間中は弘前公園内の物産館などをチェックしてみてくださいね。

オリジナルグッズの販売も開始!

佐藤製菓の当物駄菓子をブランドとして残していきたいという想いから生まれたオリジナルグッズ。シンボルともいえる閻魔大王さまのロゴ入りTシャツや手ぬぐいなどは、ホームページからも購入可能です。

手づくり教室やくじ引きも体験しよう

年に1回行われている当物駄菓子の製作体験教室や、イベント出店時にはくじ引きができることも。公式Facebookでイベント情報を確認して、親子で参加してみてはいかがですか?

「佐藤製菓」について詳しくはこちら
「佐藤製菓」の公式Facebookはこちら

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