ウィンタースポーツも楽しめる冬ならではの絶景スポット
東北自動車道村田ICまたは白石ICから車で約45分、ドライブコースとして人気の山岳観光道路「蔵王エコーライン」沿いに「みやぎ蔵王すみかわスノーパーク」はあります。
グリーンシーズンには高原でバーベキュー、ウィンターシーズンにはスキーやスノーボードを楽しめるほか、注目を集めているのが樹氷を間近で観賞できる「みやぎ蔵王の樹氷めぐり」。例年12月中旬から3月中旬まで開催され、寒さが厳しくなる2月に見ごろを迎えます。
希少な自然現象・樹氷って何?
日本で樹氷が見られるのは、宮城県の蔵王のほか、青森県の八甲田と秋田県の八幡平など世界でも数ヶ所のみという希少な自然現象です。
気温マイナス5度以下の環境下で、水滴や霧が針葉樹に吹き付けられて凍ると樹氷ができ、厳しい寒さと強風が続くとどんどん積もってビッグサイズに。モコモコとしたユニークなシルエットから“スノーモンスター”とも呼ばれ、世界中から多くの観光客が観賞に訪れます。
果てしなく広がる樹氷群に圧倒!
みやぎ蔵王すみかわスノーパークに到着したら、まずはレストハウスで受付を済ませましょう。最大30人が乗車できる大きな雪上車・ワイルドモンスター号に乗って約2時間のツアーに出発です。
上着がいらないくらい暖かな車内から一面真っ白な雪景色を楽しみつつ、ゆっくり雪山を登っていきます。約40~50分でスノーモンスターたちがにょきにょきと立ち並ぶ樹氷原に到着。マフラーや手袋などで防寒をしっかりして、氷点下の車外で観賞タイムです。
高さ10メートルを超す樹氷が目の前に広がる絶景に、思わず言葉を失います。大迫力の樹氷原は、SNS映え間違いなしのフォトジェニックポイント。樹氷のすぐそばまで歩いて行けるので、ファミリーで記念撮影をするのもお忘れなく。
樹氷観賞ツアーのあとは名物メニューと温泉を
約2時間のツアーが終了したら、ゲレンデ内にあるレストハウス「くもわくテラス」でのランチがオススメです。一番人気は、蔵王連峰のシンボル・御釜をモチーフにした「お釜カレー」。牛すじをとろとろに煮込んだほどよくスパイシーなカレーが、冷えた体を温めてくれます。
帰りは蔵王山の東麓にあり、足腰の病によいといわれる遠刈田温泉へ立ち寄りましょう。壮大な景色と温泉を満喫して、心も体もリフレッシュできそうです。
真冬のアクティビティとして人気が高い「みやぎ蔵王の樹氷めぐり」。ファミリーで感動の絶景を体験しに参加してみませんか?
「みやぎ蔵王の樹氷めぐり」を満喫したい!ななびチェック!
送迎バスでらくらく移動
山道の運転が不安な人は送迎バスの利用がオススメ。JR仙台駅からスキー場までの送迎バスを運行しています。マイカーで行くならスタッドレスタイヤの装着を。
快適に楽しむためのグッズを持参
日差しが雪に反射してまぶしいので、サングラスはマスト。お子さん用の準備も忘れずに。雪上車内はあたたかいので、防寒グッズは脱ぎ着しやすいアイテムが便利。
SNS映え間違いなしの絶景
ツアー中は樹氷や雪山など写真を撮りたくなるスポットがいっぱい!旅の思い出にファミリーでたくさん記念撮影をしましょう。
みやぎ蔵王すみかわスノーパーク
電話番号 0224-87-2610
営業時間 ウィンターシーズンは12~3月、9:00~16:00(樹氷ツアーは12月初旬~3月中旬、11:00、13:30、9:00と15:30の臨時便もあり。いずれも要予約)
定休日 期間中無休(くもわくテラスは通年)
駐車場 あり(50台)