気仙沼 |【ななび連載:気仙沼編vol.2】気仙沼で食べたい三大ご当地グルメ

気仙沼 |【ななび連載:気仙沼編vol.2】気仙沼で食べたい三大ご当地グルメ

東北有数の漁港をもつ気仙沼は、フカヒレの生産量日本一、生鮮カツオの水揚げ日本一など、新鮮な魚介類が味わえることで有名です。ただ、魚介だけでなく、気仙沼で独自に発展してきたご当地グルメも、古くから地元の人に愛されてきました。今回は、そんな気仙沼ならではのオススメの味をご紹介します。


ぷるぷる食感の「フカヒレ」を、握り寿司や丼で味わう

気仙沼では、江戸時代末期頃からフカヒレやサメ肉の加工が行なわれていたといわれています。

ヨシキリザメのヒレであるフカヒレは、中国料理の高級食材として珍重されていて、なかでも「気仙沼ブランド」のフカヒレは世界的に有名。定番の姿煮をはじめ、スープやラーメンなどで味わえますが、ご当地の気仙沼では、寿司や丼でも楽しめます。

こちらは、創業から50年以上を数える「ゆう寿司 田谷店」。気仙沼に水揚げされる地魚を中心に握った寿司に定評があり、なかでも人気なのがフカヒレを使ったメニューです。

カニちらしの上にヨシキリザメとモウカザメのフカヒレが豪快にのった「ふかひれW(ダブル)丼」、2種のフカヒレの食感の違いが楽しめる「ふかひれ食べくらべセット」など、オリジナルのフカヒレ料理が味わえます。

店主の郷土愛から復活した「気仙沼ラーメン」

昭和30年代に気仙沼ではじまった「かもめ食堂」。海沿いにあった小さな食堂は、地元の人たちに広く愛され、なかでもこの食堂のラーメンは「気仙沼の味」として長く親しまれていたそうです。しかし、気仙沼市民にとって思い入れの強かったかもめ食堂は、店主の高齢化により2006年に閉店。

かもめ食堂のそんな状況を嘆き、なんとかできないかと立ち上がったのが、東京で有名ラーメン店「ちばき屋」を営む気仙沼出身の千葉憲二さん。自身も子どもの頃、何度もかもめ食堂のラーメンを食べていただけに、「あの味を復活させたい」という思いが募っていきました。

千葉さんの思いが叶い、かもめ食堂は震災後の2015年11月に見事に復活を果たします。以前と同じ地区ではありませんが、港を見晴らす海沿いの立地は同じ。

潮風香る新たなかもめ食堂で、人気の一杯は「かもめラーメン」です。サンマの煮干しからつくったサンマ油がアクセントになっている、港町らしい味わいのラーメン。動物系スープと煮干しだしがほどよく調和した一杯を、気仙沼の海を眺めながら味わうのもオススメです。

千切りキャベツと一緒に味わう「気仙沼ホルモン」

気仙沼のご当地グルメとして知られる「気仙沼ホルモン」は、昭和30年頃から食べられています。諸説ありますが、遠洋漁業の多い漁師たちが、気仙沼に帰ってきてまず食べたいのが「肉」だったそうで、最盛期には市内に30件ほどのホルモン専門店がありました。

気仙沼ホルモンの特徴は、豚の生ホルモンを炭火で焼く、味付けは味噌ニンニク、そして焼き上がった肉をウスターソースをかけた千切りキャベツと一緒に食べる、という3つです。

南町のビルの2階にある「ホルモン道場」も、長く地元の人に愛されてきた気仙沼ホルモンの専門店です。狭い階段を上っていく店は、肉を焼く煙にいぶされたかのようなレトロな雰囲気に満たされています。

オーダーするとテーブルに七厘が用意され、あとは自分でホルモンを焼くだけ。肉の表裏をじっくりよく焼き、その後、ウスターソースをかけたキャベツと一緒にパクリと頬張ります。濃いめの味付けのホルモンとシャキシャキの千切りキャベツの調和が絶妙で、何皿でも味わえそうなおいしさです。

フカヒレ、ラーメン、ホルモン…港町・気仙沼ならではの個性的なご当地グルメを、昼から夜にかけてじっくりと味わってみるのもオススメですよ。

気仙沼の三大グルメを楽しむ!ななびチェック

実際のフカヒレを見たいなら、早朝の魚市場へ行こう

日本一のフカヒレの生産量を誇る気仙沼。早朝の港に行けば、サメの水揚げ風景も見られます。加工される前の大きなフカヒレを見られるのもご当地ならでは!

港町の素朴なラーメンを食べ歩き

「かもめ食堂」だけでなく、おいしい気仙沼ラーメンを味わえる店はいくつかあります。気仙沼市田中前の「中華そば まるき」では、「港町の煮干そば」とい煮干しの効いた一杯が味わえますよ。

気仙沼ホルモンはおみやげでも販売

気仙沼ホルモンを食べて気に入ったら、パック詰めされたおみやげ用の気仙沼ホルモンを購入しましょう。市内の「さかなの駅」や「気仙沼海の市」など、各所で販売しています。

「ゆう寿司 田谷店」について詳しくはこちら

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