花巻 |「おたすけキッチン」の地元食材を使ったお弁当&惣菜を味わおう

花巻 |「おたすけキッチン」の地元食材を使ったお弁当&惣菜を味わおう

岩手県花巻市の東和町土沢地区にある「おたすけキッチン」。「自分たちで地域のためになるようなことをしたい」という想いから、地元に住むお母さんたちが中心となって2011年に立ち上げた惣菜屋さんです。ランチタイムともなると、地元産の野菜を使った手づくりの料理がぎゅっと詰まったお弁当や惣菜が店頭に並びます。


明るく元気なお母さんたちの手づくり料理が評判

釜石自動車道東和ICから車で5分ほど、東和町土沢地区の土沢商店街沿いに「おたすけキッチン」はあります。冷凍ものは一切使わず、地域のお母さんたちが手づくりしたお弁当や惣菜を販売しています。

年齢は若い方で55歳、最高齢が73歳。調理や陳列、お客さんへのサービスなどをチームワークよくこなし、今ではランチタイムに土沢地区で一番のにぎわいを見せる店に。店頭に並ぶ料理は、その日の仕入れ状況によって変わりますが、日替わり弁当1種類、丼1種類、日替わりの惣菜が4種類ほど。

「おたすけキッチン」で働くお母さんたちは、ほとんどが飲食店などで働いた経験がない方々。それでもこのように店をオープンできたのは、開業前に出会った地域づくり支援制度「まちづくり元気塾」の存在が大きかったといいます。まちづくり元気塾の受講をきっかけに、各地への視察を繰り返し、自分たちのすべき店のモデルが明確になってきました。

実は“あたたかな手づくり料理を提供する惣菜店”というのも、当初は全然考えてはいなかったスタイル。それでも、自分たちの力が発揮できる仕事にお母さんたちがやる気を出し、現在まで店も無事に運営できています。

野菜を使ったおかずがたっぷり入った「日替わり弁当」

おたすけキッチンは、特に宣伝を行なわず店のホームページもありません。お客さんが少しずつ増えていったのは、買っていったお客さんのクチコミが大きかったそうです。

土沢地区は、国道283号(釜石街道)と平行する1本道を奥に入った場所にあります。道が広いわけではなく、知っている人でないとなかなか足を運ぶ人はいません。そのような場所にありながら、おたすけキッチンのにぎわいは地元にも大いに勇気を与えています。

惣菜はその日によって内容が変わります。この日並んでいたのは、地元野菜を使った筑前煮、魚のマリネ、ナスの挟み揚げなど。1つの容器にたっぷり詰まって220円という価格はかなりお得感があります。

また「日替わり弁当」も、メインの揚げ物のほかに手づくりの漬け物や野菜炒め、切り干し大根などが入っていて、栄養バランスよく仕上げています。お米は白米と古代米の2種類あり、お好みで選択可能。食べごたえもある日替わり弁当は一番人気で、ランチタイム開始早々になくなってしまうこともあるそうです。

調理が終わるとすぐ店頭に並ぶ各種の惣菜

日替わり弁当のほかに店頭には必ずもう1品、丼や麺メニューなどが並びます。この日は旨辛仕立ての「マーボー丼」。

日によって内容は変わり、親子丼やカツ丼などの丼ものやおそばなどが登場します。土沢地区のお母さんたちが、地元食材をたっぷり使ってつくるお弁当や惣菜を買いに、ちょっとレトロな土沢商店街へでかけてみませんか。

「おたすけキッチン」をもっと楽しくおいしく利用するためのななびチェック!

手づくり弁当&惣菜は地元野菜たっぷりでお子さんにぴったり

近隣の農家を中心に季節ごとの野菜を仕入れ、手づくりで提供するのがモットー。お母さんたちの素朴な味がお子さんにも好評です。

地元食材を使った料理でお子さんの食育に

「子どもたちの食育に地産地消は欠かせない」という想いも、「おたすけキッチン」の発足のきっかけにありました。地産地消の惣菜を味わうことで、お子さんたちの食育のきっかけになるかも。

レトロな商店街でお散歩を楽しむ

「おたすけキッチン」のある土沢商店街は、昔ながらの懐かしい雰囲気の商店が並んでいます。レトロな通りを親子でお散歩するのもオススメ。

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