男鹿 |【ななび連載:男鹿編vol.2】男鹿半島で味わう三大グルメ

男鹿 |【ななび連載:男鹿編vol.2】男鹿半島で味わう三大グルメ

秋田県の日本海に大きく突き出た男鹿は、なまはげでよく知られる自然に恵まれた街。ダイナミックな日本海を目の前にした男鹿では、魚介を豪快に味わう漁師料理「石焼き」をはじめ、海産物がてんこ盛りの「海鮮丼」、伝統調味料の「しょっつる」を使った「男鹿しょっつる焼きそば」など名物料理がたくさん!男鹿の三大グルメを味わってみましょう。


「美野幸」で味わう高温に焼いた石で一気に沸騰させる「石焼き」

お湯を張った木桶のなかに、真っ赤になるまで焼いた大きな石を入れ、瞬間的に魚介を煮る豪快な調理が特徴の「石焼き」。

石を木桶に入れると大きな音とともに湯気が一気に吹き上がり、そのパフォーマンスも石焼きの魅力になっています。手間のかかる料理ということもあり、飲食店よりは男鹿温泉の宿などで食べる機会の多い石焼きですが、入道崎エリアでは何軒かの店で常時味わうことができます。

店名が大きく書かれた木の看板が目印の「美野幸」。この店の名物が、男鹿の天然真鯛を贅沢に使った「石焼定食」です。

鯛の刺身がセットになった定食は、ぐつぐつと煮立った石焼きが運ばれてきます。風味のよい岩海苔が磯の香りを漂わせ、よいアクセントに。半分ほど食べ進んだあとは、ご飯にワサビとゴマをのせ、そこに残った石焼きのスープをかけてお茶漬けのようにして味わうのも美野幸流の食べ方。真鯛のだしが効いた絶品のおいしさです。

「なまはげ御殿」で入道崎の灯台を眺めながら海鮮丼を楽しむ

美しい緑の大地と青い空、そして白い灯台が絶妙なコントラストを見せる入道崎。その灯台を望むようにして数軒の飲食店が並ぶ入道崎の昆布浦(こんぶうら)に「なまはげ御殿」があります。

店の前には「泣ぐ子はいねがー」と奇声を発するなまはげの大きな等身大人形が。よく見ると、店の建物自体がなまはげの顔になっています。さすがなまはげ御殿!

さらに店内に入ると、自称「もう1人のなまはげ」のご主人・畠山さんがお出迎え。鮮度のよい海鮮丼が名物の店なので、種類が多く何を頼むか迷ってしまうほど。迷ったときは、店一番の人気メニュー「時空を超えた海鮮丼」を注文しましょう。

もともと男鹿で代々続く漁師だった先代の店主が、男鹿に観光客が増えてきたこともあり、1956年になまはげ御殿を創業。以来、漁師ならではの鮮度のよい海鮮丼を名物に、この地で商いを続けてきました。

現在のご主人の代になって生まれた名物丼が「時空を超えた海鮮丼」です。ウニ、ホタテ、そして大きなボタンエビと、高級ネタを惜しげもなく使い、“価格が時空を超えてしまっている”かのよう。

実際、この海鮮丼の価格は20年以上据え置きのまま!「男鹿は遠い場所にあります。来たお客さんに少しでもよろこんでもらえれば」というご主人の気持ちの表れでもあります。満足度の高い海鮮丼は、男鹿で必食のグルメです。

「和風レストラン きりん亭」で味わう男鹿の新名物

男鹿半島の入り口ともいえる男鹿市船越にある「和風レストラン きりん亭」。こちらで人気なのが、男鹿の調味料としてよく知られる魚醤「しょっつる」を使った「男鹿しょっつる焼きそば」です。しょっつるは、日本三大魚醤に数えられる伝統調味料で、男鹿ではハタハタと天日塩だけでつくられます。

男鹿しょっつる焼きそばにはルールがあります。名物のしょっつるを使う、麺は粉末ワカメと昆布だし入りの特製麺、そして具材は肉を使わずに海鮮で、という3つ。現在、このルールにのっとった焼きそばを、20軒ほどの店で味わえます。なかでもきりん亭は、あんかけにした男鹿しょっつる焼きそばで人気の店です。

エビやイカなど海鮮の具がごろごろとのったあんかけ焼きそばは、彩りもキレイです。そしてなにより、しょっつるのイメージを覆すかのような、まろやかな旨み。魚醤のクセはほとんど感じません。これは、「県外の人にも食べやすい味を」ということで、極力しょっつるの臭みなどを少なくするよう工夫した結果だそう。

ちなみに「この味では物足りない」という人のために、スプレータイプのしょっつるがテーブルに用意されているので、「追いしょっつる」で味わうのもオススメ。きりん亭では、男鹿の名物であるハタハタのフライが味わえる「はたはたタルタル丼」なども好評です。男鹿の味覚をたっぷりと楽しめるきりん亭で、男鹿グルメを満喫しましょう。

男鹿グルメのおいしさを知る!ななびチェック!

男鹿の伝統調味料「しょっつる」を知ろう

男鹿ではさまざまな料理に使われる魚醤「しょっつる」。瓶にハタハタをびっしり入れて天日塩を振り、3年ほど寝かせ、そこから出る汁を利用した調味料で、魚の旨みがギュッと詰まっています。

日本海の旬の魚介が味わえます

周囲をぐるりと日本海に囲まれている男鹿半島では、年間通してさまざまな魚介が味わえるのが魅力。石焼きも海鮮丼も焼きそばも、魚介たっぷり!

新名物として売り出し中の「男鹿しょっつる焼きそば」

伝統調味料「しょっつる」を普及させようと、10年ほど前につくられた男鹿の新名物。3つのルールを守りつつ、市内では20軒ほどの飲食店で工夫を凝らした焼きそばを提供しています。

「なまはげ御殿」の詳細はこちら
「和風レストラン きりん亭」の詳細はこちら

関連する投稿


湯沢 |【ななび連載:湯沢編vol.3】ショッピングしながらくつろげるカフェ併設の雑貨店3選

湯沢 |【ななび連載:湯沢編vol.3】ショッピングしながらくつろげるカフェ併設の雑貨店3選

気になるカフェや雑貨店があっても、ファミリーでおでかけすると1日に何軒もめぐるのは難しいもの。スイーツを楽しみながらおしゃれなアイテム選びもできる、そんなお店はうれしいですよね。今回は、カフェのある雑貨店をご紹介。秋田県湯沢市の伝統工芸品やエキゾチックな雑貨など、旅行気分を盛り上げるお気に入りが見つかりますよ。


湯沢 |【ななび連載:湯沢編vol.2】稲庭の郷で味わう秋田名物・稲庭うどん

湯沢 |【ななび連載:湯沢編vol.2】稲庭の郷で味わう秋田名物・稲庭うどん

お子さんに人気のグルメのひとつ「うどん」!湯沢市稲庭町は、秋田名物として有名な「稲庭うどん」の発祥地。栗駒山系の山々と田園風景に囲まれたこの町は「稲庭の郷(さと)」と呼ばれ、20数軒のうどん製造工場が集まっています。なめらかでコシのある稲庭うどんを食べに、製造元の直営店を訪ねてみませんか?


湯沢 |【ななび連載:湯沢編vol.1】湯沢ってどんなところ?

湯沢 |【ななび連載:湯沢編vol.1】湯沢ってどんなところ?

秋田県南部に位置する湯沢市は、鎌倉時代に城下町として開かれ、江戸時代以降は鉱山の発展とともに栄えた街。日本三大うどんのひとつ・稲庭うどん発祥の地で、おいしい地酒が豊富です。美しい自然がつくり出すダイナミックな景観と、各地に湧き出る温泉も魅力。グルメにイベント、温泉と、湯沢自慢の見どころをたっぷりご紹介します。


横手 |「増田の朝市」内蔵が残る町の、藩政時代から続く伝統の朝市

横手 |「増田の朝市」内蔵が残る町の、藩政時代から続く伝統の朝市

明治から昭和期の商家の蔵が今も残り、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている秋田県横手市増田町。歴史を感じさせる蔵めぐりが人気のこのエリアでは、地元の人でにぎわう朝市の散策もオススメです。その歴史は古く、はじまりはなんと江戸時代。地元ならではのアットホームな雰囲気を楽しみましょう。



最新の投稿


須賀川 |「Rojima~すかがわの路地deマーケット~」須賀川の街にこだわりのモノが集まる手づくり市 

須賀川 |「Rojima~すかがわの路地deマーケット~」須賀川の街にこだわりのモノが集まる手づくり市 

福島県の空の玄関口「福島空港」がある須賀川市。その須賀川市で、福島県内だけではなく、県外からもこだわりのモノが集まるのが「Rojima(ロジマ)」です。路地や空き地、商店街の空き店舗などを利用して開催され、毎回たくさんの人で賑わっています。


湯沢 |【ななび連載:湯沢編vol.3】ショッピングしながらくつろげるカフェ併設の雑貨店3選

湯沢 |【ななび連載:湯沢編vol.3】ショッピングしながらくつろげるカフェ併設の雑貨店3選

気になるカフェや雑貨店があっても、ファミリーでおでかけすると1日に何軒もめぐるのは難しいもの。スイーツを楽しみながらおしゃれなアイテム選びもできる、そんなお店はうれしいですよね。今回は、カフェのある雑貨店をご紹介。秋田県湯沢市の伝統工芸品やエキゾチックな雑貨など、旅行気分を盛り上げるお気に入りが見つかりますよ。


新潟 | 濃厚なバタークリームがたっぷり!愛され続けるサンドパン4選

新潟 | 濃厚なバタークリームがたっぷり!愛され続けるサンドパン4選

あまり聞きなれない「サンドパン」。コッペパンにクリームを塗ったもので、新潟県の人にとってはおなじみのパンです。クリームの種類はたくさんあり、レトロなパッケージに入っているのも特徴のひとつ。新潟県内で「サンドパン」を販売するお店のなかから、今回はオススメの「サンドパン」4店舗をご紹介します。


三沢 |「青森県立三沢航空科学館」大人も子どもも夢中!航空機と科学の魅力を全身で体感しよう

三沢 |「青森県立三沢航空科学館」大人も子どもも夢中!航空機と科学の魅力を全身で体感しよう

青森県三沢市にある「青森県立三沢航空科学館」は、「大空」と「飛翔」をテーマとした航空科学を学べる施設です。本物の航空機に搭乗したり、豊富な体験型展示で科学のおもしろさを体感したりと、大人も盛り上がってしまうような仕掛けがいっぱい!今回は、何時間でもいたくなる楽しい内容をたっぷりご紹介します。


湯沢 |【ななび連載:湯沢編vol.2】稲庭の郷で味わう秋田名物・稲庭うどん

湯沢 |【ななび連載:湯沢編vol.2】稲庭の郷で味わう秋田名物・稲庭うどん

お子さんに人気のグルメのひとつ「うどん」!湯沢市稲庭町は、秋田名物として有名な「稲庭うどん」の発祥地。栗駒山系の山々と田園風景に囲まれたこの町は「稲庭の郷(さと)」と呼ばれ、20数軒のうどん製造工場が集まっています。なめらかでコシのある稲庭うどんを食べに、製造元の直営店を訪ねてみませんか?