八戸 |【ななび連載:八戸編vol.2】古式ゆかしくも華やかな、八戸市を彩るまつり3選

八戸 |【ななび連載:八戸編vol.2】古式ゆかしくも華やかな、八戸市を彩るまつり3選

八戸市には、賑やかさだけではなく、歴史的風情のあるまつりが多く存在します。どこか古風で厳かながらダイナミックで華やかなまつりの数々は、地元民だけでなく県内外からの観光客をも魅了する美しさ。今回は、八戸市を代表する伝統的なまつりと、長年愛される地域密着型の華やかなまつりをご紹介します!


夏:「八戸三社大祭」歴史と伝統ある、豪華絢爛な山車と郷土芸能に魅了される

毎年7月31日~8月4日までの5日間開催される「八戸三社大祭」は、およそ300年の歴史と伝統を誇る国の重要無形民俗文化財。2016年12月には、ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」に登録されました。

安泰と豊作を祈る大規模な祭礼として発展し、2017年は150万人近くの観光客で賑わいました。

“日本一の山車祭り”と称される八戸三社大祭の山車は、神話や歌舞伎をテーマとした、たくさんの人形や飾りで制作されます。最大で、高さ約10メートル、幅約8メートルにもなる27台の山車が、八戸市の中心街を合同運行する姿はまさに圧巻です。

山車のなかには、後部がせり上がるものやスモークが噴出するものなど、迫力満点の仕掛けが施されているものも。目の前で繰り広げられる展開に、思わず興奮してしまいそうですね。

また、法霊神楽の舞手が獅子頭を打ち鳴らす「一斉歯打ち」や、アクロバティックな「虎舞」、お囃子に合わせてかわいらしい踊りを披露する「笹の葉踊(ささのはおどり)」など、まつりの行列を華やかに盛り上げる郷土芸能も見どころ。

夜は山車がライトアップされるため、日中とは異なる幻想的な表情が楽しめますよ。

さらに前夜祭・後夜祭は、山車の仕掛けが全開した状態で一斉展示されるので、ゆっくり歩きながら祭りの雰囲気を楽しむことができます。

細部までじっくりと観覧できるチャンスなので、つくり込まれた山車の美しさも堪能してみてはいかがですか?

夏:「八戸七夕まつり」夜空を彩る、市民の想いが詰まった夏の風物詩

八戸市の夏を彩るもうひとつのまつりが「八戸七夕まつり」。毎年7月中旬~下旬に行われ、2018年は、7月13日(金)~16日(月・祝)に開催されます。

60年以上の歴史があり、期間中は毎年30~40万人の来場者で賑わいます。

七夕飾りから屋台の出店に至るまで、各商店や市民の力によってつくられた地域密着型のまつりでありながら、このように多くの人を動員するのは全国的にも珍しいんだとか。

まつり当日は、会場を歩行者天国として開放。路上にせり出す大きな七夕飾りが、まつりの雰囲気を盛り上げます。前夜祭の「八戸小唄流し踊り」からはじまり、多彩なイベントや多くの露店で賑わいますが、なかでも人気なのがライブイベント。

三日町のはっち前、十三日町のチーノ前、やぐら横丁のピーマン前の3ヶ所で同時開催され、コーラスや歌謡ショー、ロックバンド演奏などさまざまなジャンルのライブが行われます。お目当てのライブを逃さないよう、ホームページでスケジュールをチェックしてみてくださいね。

ほかにも、お子さんにオススメの輪投げゲームなどのコーナーや、大人のお楽しみのビアガーデンなども行われます。今年は浴衣でちょっぴりおめかしをして、きらびやかな夏を感じに訪れてみてはいかがですか?

冬:「八戸えんぶり」厳寒の地に春を呼ぶ、力強く美しい豊作祈願の舞

国の重要無形民俗文化財に指定されていて、みちのく五大雪まつりにも数えられる「八戸えんぶり」。八戸地方に春を呼ぶ豊作祈願の郷土芸能で、毎年2月17日~20日の4日間開催されます。

“冬の間眠っている田の神を揺さぶり起こし、田に魂を込める儀式”とされていて、種まきや田植えなどの動作を舞で表現。「太夫(たゆう)」と呼ばれる舞手が、馬の頭をかたどった烏帽子をかぶり、頭を大きく振りながら全身をつかって力強く舞う姿が特徴です。

まつり期間中は神社や広場などいたるところでえんぶり行事が行われ、太夫の舞の合間には、お子さんたちによる祝福芸も披露。一生懸命舞うかわいらしい姿に、癒されますね。

えんぶり行事の中でも人気なのが、八戸市内外から参加する30以上のえんぶり組によって行われる「一斉摺り(いっせいずり)」。中心街に集結したえんぶり組による一斉の舞は圧巻で、数あるえんぶり行事のなかでも、最も迫力のある場面が観られます。

また、まつり期間中の夜に行われる「かがり火えんぶり」も見どころ。夜の暗がりのなかに浮かぶかがり火や、きらびやかな烏帽子、響き渡るお囃子の音色など、昼間とは異なる幻想的な美しさが堪能できます。

昼夜それぞれの迫力や華やかさを感じられるおまつりに、ぜひ足を運んでみてくださいね。

八戸市には、その風土と歴史が生み出したまつりが多く存在します。季節の風物詩としても語り継がれる祭りの熱気を体感しに、ご家族で八戸を訪れてみてはいかがですか?

おまつりを家族でもっと楽しむために知っておきたい!ななびチェック!

「八戸三社大祭」おまつり気分をさらに盛り上げるイベントも

まつり期間中のおまつり広場では、ステージイベント、露店、お化け屋敷などさまざまなイベントも開催!お子さんも楽しめる縁日コーナーなどもあるので、家族揃ってより一層おまつりを楽しんでくださいね。

「八戸七夕まつり」八戸市ならではの短冊がずらり!?

一般的に七夕の短冊といえば、長方形の短冊を連想すると思いますが、八戸七夕まつりの短冊はひとあじ違います。八戸市はイカの水揚げ量全国1位を誇る街。そこで、短冊もイカを模したカラフルな「イカ短冊コーナー」があるんです!風に揺れるユニークなご当地短冊をぜひ探してみてくださいね。

「八戸えんぶり」お屋敷のだんな様気分で優雅に楽しめるスポットも

じっくりとえんぶりを鑑賞したい方は、更上閣(こうじょうかく)の庭園で行われる「お庭えんぶり」がオススメ。期間中は毎日16:00~、18:00~、20:00~の3回行われ、温かいせんべい汁と甘酒をいただきながらえんぶりを楽しむ、贅沢なひとときが味わえます。観覧券は前売り販売のみなので、気になる方は購入をお忘れなく。

「八戸三社大祭」について詳しくはこちら
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