横手 |「横手やきそば」日本三大焼きそばに数えられるご当地麺を味わおう

横手 |「横手やきそば」日本三大焼きそばに数えられるご当地麺を味わおう

秋田県横手市は、日本三大焼きそばのひとつに数えられる「横手やきそば」が有名な街。1950年代に「元祖 神谷焼そば屋」の店主・萩原安治氏が地元の製麺業者と協力してつくったのが発祥で、その歴史は現在にまで受け継がれています。毎年行なわれる「横手やきそば四天王決定戦」では、約50店のなかからその年の優秀店4店が決定します!


まずはスタンダードな「横手やきそば」を食べに発祥の店「元祖 神谷焼きそば屋」へ

「横手やきそば」の特徴は、太くてまっすぐなゆで麺に、ウスターソースがベースの特製ソースをたっぷり絡ませ、麺の上には半熟の目玉焼き!というスタイル。

この「横手やきそば」のスタイルをつくったのが、横手市街から少し離れた大屋新町地区にある「元祖 神谷焼そば屋」です。創業者の萩原安治氏が、地元の製麺業者と試行錯誤の末に特製の麺を考案。やわらかでもちもちとした食感の麺はソースとの絡みがよく、半熟の目玉焼きを割って食べることで、全体のまろやかさがアップします。横手市民にとっては、小さな頃から味わっているソウルフードともいうべき食べ物なのです。

“元祖”を店名に冠した元祖 神谷焼そば屋のメニューは、ベーシックな「横手やきそば」と、「ホルモン焼きそば」の2種類。それに肉・玉子・野菜のいずれかのトッピングを好きなように組みあわせる、というスタイルです。

特製ダレでパンチの効いた味付けをした挽肉に、食感へアクセントを加える野菜、そして味の決め手となるのが、太麺に絡む、ウスターソースをベースに和風だしを足したソース。女将さんが鉄板で炒めている時から、店内は食欲を刺激するいい香りでいっぱいに。定番のトッピング全部をのせた「肉玉子野菜」で、元祖の味を心ゆくまで味わいましょう。

11年連続で四天王に選ばれた実力店「食い道楽 本店」

横手市では、地元の横手やきそばのレベルアップを図ろうと、毎年「横手やきそば四天王決定戦」を開催しています。予選会を勝ち抜いた上位10店舗によって争われる本戦では、実際に各店舗の焼きそばを食べた来場者の割り箸の数(=投票数)によって、その年の四天王が決定します。

毎年実力店が選ばれる四天王に、2007年から11年連続で選出されている超実力店が「食い道楽 本店」です。

食い道楽 本店は、地元では居酒屋として人気の店で、もともとメニューの種類が豊富。アイデアマンの店主の「居酒屋で人気の料理を焼きそばに活かせないか」という気持ちから、焼きそばメニューがつくられました。

今では通常の「横手やきそば」のほか、「マーボやきそば」、「特製ホルモンやきそば」「カレーやきそば」など全7種類に。なかでも人気なのが、2017年に四天王にも輝いた「牛バラやきそば」です。青森のご当地グルメとして知られる「十和田バラ焼き」がトッピングされたメニューで、甘辛い味付けのバラ焼きと焼きそばの相性が抜群です!

「ステーキハウス スフィーダ」で味わうスパイシーな焼きそば

横手市郊外の国道13号沿いにある「ステーキハウス スフィーダ」は、味もさることながらそのボリュームでも人気のレストランです。リーズナブルにボリューム満点なステーキが味わえる店として好評で、肉好きにはたまりません。横手やきそばは2009年の創業当初からメニューにありました。

「ステーキ店なのに、なぜ?」と疑問に思うかもしれません。しかし横手では、さまざまなジャンルの飲食店のメニューに「横手やきそば」があるので、ステーキハウスに焼きそばがあることにも決して違和感はないのです。

ステーキハウス スフィーダは、ステーキ店ということもあり、肉に特化した焼きそばが味わえます。

和風に煮付けたやわらかな牛肉と半熟目玉焼きが絶妙に絡む「牛うま煮やきそば」、そして2017年の四天王に選ばれた「牛そぼろやきそば」。ステーキ丼のタレで味付けした牛そぼろにガーリックチップが効いた、ステーキ店らしい刺激的な香りが食欲をそそる一品です。

また、食事メニューを注文すると、ライス・スープ・サラダがおかわり自由というサービスも、ステーキハウス スフィーダならではのお得なポイント。ライスには秋田産の「あきたこまち」を使っています。

老舗のスタンダードな焼きそば、躍進を続ける実力店の個性的な焼きそば、異なるジャンルの特徴を活かした焼きそばなど、横手ではさまざまなタイプの焼きそばが味わえます。一度、焼きそばの味巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

「横手やきそば」のおいしさを知る!ななびチェック!

横手でつくるもちもちの太麺を使用

「横手やきそば」の定義には、横手の製麺所の麺を使う、という項目もあります。太麺でもちもちとした食感のゆで麺あってこその焼きそばなのです。

店ごとに異なる特製ソース

麺によく絡むソースは、ウスターソースをベースにした各店オリジナルの秘伝の味。さまざまなソースをブレンドしたり、和風だしを入れたりと工夫がなされています。

トッピングには目玉焼きが定番

多くの店では、トッピングメニューに「肉」「玉子」「野菜」の3種類があります。なかでも半熟の目玉焼きはソースとの相性がよく、トッピングにオススメ。

「食い道楽 本店」の詳細はこちら

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