南相馬 |【ななび連載:南相馬編vol.2】南相馬発!長年愛される大人気ソウルフード

南相馬 |【ななび連載:南相馬編vol.2】南相馬発!長年愛される大人気ソウルフード

「相馬野馬追」など独特の文化と伝統をもつ南相馬は、グルメもユニーク!福島特産の凍み餅をドーナツ生地で包んで揚げた「凍天」や、生クリームと懐かしいドレンチェリーがのぞく「よつわりパン」。さらに、60年以上の歴史がある「アイスまんじゅう」まで、どれも長年愛される南相馬のソウルフード!いまでは全国で人気の味をご紹介します。


ふんわりモチッと!新食感の東北名物「凍天(しみてん)」

南相馬市には、長年愛されるユニークでおいしいご当地グルメがいっぱい!古くから市民に愛され、最近ではその人気が全国へと広がる、南相馬自慢のグルメが満載です。

なかでも、テレビや各メディアで話題となり、すっかり東北を代表する名物となっているのが「凍天(しみてん)」です。

福島県の特産である「凍み餅」を、ドーナツ生地の衣で揚げた「凍天」は、ほんのり甘い生地と、ヨモギの香りのお餅が絶妙なおいしさ!お子さんからお年寄りまで大好きな南相馬定番のおやつです。

そんな人気の「凍天」のルーツは、もともとは餅の製造卸会社だった「もち処木乃幡」が、あやめ園の時期だけ露店で販売していた「凍み餅の天ぷら」にあります。

1996年に「凍天」を製造・直販する南相馬の店をオープンすると、そのおいしさは、福島、宮城へと広がり、2011年2月に全国のテレビ番組で取り上げられ注文が殺到!凍天の売り上げは7倍にまで伸びました。

しかし、翌月の東日本大震災で本社工場が被災。生産を縮小しながらも再建し、伝統の味を守ってきました。

南相馬や福島県内各地にある10店舗では、10分ほどで揚げたての「凍天」が食べられます。揚げたての「凍天」は、外側がサクッと、なかはふんわりもっちり!とろ~り、熱々の凍み餅が癖になるおいしさです。

南相馬店にはイートインコーナーもあるので、お茶をいただきながらゆっくり座って食べることができます。お子さんにも食べやすく一口サイズの「ぷち天」や、店舗限定の「あんこ凍天」、チュロスのようになが~い「モッチュロス」もおいしいですよ!

オープンキッチンをのぞいて、「凍天」がつくられる行程や、お餅をつく様子を見学できたり、いろんな「凍天」を味わえばお子さんも大満足ですよ!

60年以上も住民に愛される、南相馬のご当地パン!「よつわりパン」

南相馬市には、60年以上もの間愛され続ける、ちょっと変わった形状のご当地パンがあります。クロスにカットされた隙間から、おいしい生クリームと懐かしいドレンチェリーがかわいくのぞく、その名も「よつわりパン」。

南相馬の各学校給食のパンも手がける、市民におなじみのパン屋さん「原町製パン」が生んだ名物パンです。創業当時、まだシンプルなパンしかない時代。先代が「新しいモノを提供したい!」とお花をイメージしてつくられました。

※画像提供:「セデッテかしま」こちらでも購入できます。

生クリームの下にはあんこが入っていて、その組み合わせは60年以上前にできたとは思えない斬新さ!「フラワーパン」と名付けられましたが、4つに分かれている形状から、いつの間にかお客さんたちは「よつわりパン」と呼ぶように…。

いまも昔も、地元の人に愛される大人気のパンは、まさに南相馬のソウルフードです。シンプルでふんわりとしたパンに、こだわりのあんこと生クリームが絶妙なおいしさの「よつわりパン」。

最近では、若い3代目がつくる、いままでの餡とは違うさまざまな味があります。

その数は、なんと10種類以上!オススメのずんだから、いちごミルク、抹茶に、リンゴ…と、店内にずらりと並んだ「よつわりパン」の種類の多さにビックリしてしまいます!

店内には、イートインコーナーもあるので、さまざまな「よつわりパン」と安心でおいしい焼きたてのパンを味わいに、ぜひ、ご家族で行ってみてくださいね!

南相馬発祥!?牛乳屋さんがつくる絶品の「アイスまんじゅう」

みなさんは、「アイスまんじゅう」をご存じですか?「アイスまんじゅう」はその名の通り、アイスのお饅頭!アイスのなかにあんこが入った、和風のアイスキャンディーです。

いまではコンビニにも並んでいる商品なので、ご存じの方も多くいらっしゃるかと思います。現在、全国で約10社のメーカーやお店で、棒状や、カップ、箱に入ったお饅頭などさまざまなタイプが製造されているんです!

そのなかのひとつが、南相馬にある「松永牛乳」。1900年創業の、明治時代から100年以上続く老舗の牛乳屋さんです。

棒状にかわいいお花型をした「松永牛乳」の「アイスまんじゅう」は、牛乳屋さんだからこその生乳を使用。生乳にこだわり、アイス部分には生乳をたっぷり50%も使用しています。さっぱりなのにコクがあるアイスのなかには、トロッとしたこし餡が入っていて、牛乳の風味とあんこの相性がバツグン!

牛乳の風味を残した殺菌方法で、原料の種類も少なくシンプルにしています。さらに、こだわりのこし餡は、アイスとの相性を研究した特注のあんこ。ひとつひとつすべて手づくりで丁寧につくるアイスは、1日に約3,000本の製造が限界なんだとか。

戦後間も無い頃に発売されたとされ、60年以上愛される南相馬伝統の味。「産まれたときにはあった」という南相馬っ子お馴染みのアイスは、発祥が南相馬かの確証は取れないとのことですが、愛情の深さはナンバー1かもしれません。そのアイスへの想いから、なんと「アイスまんじゅう早食い世界大会」まで開催しているほど!

※第10回アイスまんじゅう早食い世界大会、カップル部門の様子(主催のNPO法人原町クラブ提供)

地元のNPOさんを中心に、地域住民が自主的に開催。11年も続くこの早食い世界大会ですが、現在の世界記録は15秒!今年も、2018年7月22日(日)に、南相馬ジャスモールで開催されますよ。

「ぜひ、じっくり味わってもほしい」とうれしくも苦笑する「松永牛乳」さんでしたが、アイスまんじゅう愛が溢れる南相馬でみなさんもぜひ、味わってみませんか?

いかがでしたか?
南相馬は、独特の食文化とおいしいご当地グルメがたくさん。ユニークで魅力的!1度食べたらハマってしまう南相馬のグルメを味わってみてくださいね。

次回は、南相馬の味噌文化が育む逸品と、家族で楽しめるショッピングスポットをご紹介します!

南相馬グルメをより堪能するための、ななびチェック!

「凍天」はインターネットからも購入OK!つきたてのお餅もオススメ

「木乃幡」のWEBサイトでは「凍天」や、名入れができる「一升餅」など人気商品が購入できます。毎朝お店でお米を蒸し上げつくられる、つきたての「杵搗き餅」もオススメ!福島でよく食べられるじゅうねん(エゴマ)や、福島、宮城の名物ずんだ餅もありますよ。

「よつわりパン」だけじゃない!リーズナブルでおいしいこだわりの「原町製パン」

「原町製パン」には、人気商品が多数!昔からの「夕月パン」や「シンプルハンバーガー」のほか、吟味したバターを100%使用し素材や製法にこだわった「バタートップ」と「レーズンパン」も要チェック!焼きたてはお昼の少し前で、たっぷりバターとレーズンの香りが格別です。

「松永牛乳」復活した、牛乳屋さんの懐かしい「バニラアイス」も!

以前つくられていた、生乳をふんだんに51%も使用した懐かしい「バニラアイス」が復活!生乳の風味を活かすため、バターや生クリームは使用せず、優しい濃くのある味わいと爽やかな風味がおいしいアイスです。

「もち処木乃幡」について詳しくはこちら

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