阿賀野 |【ななび連載:阿賀野編vol.3】阿賀野市で「三角」を買う!

阿賀野 |【ななび連載:阿賀野編vol.3】阿賀野市で「三角」を買う!

歴史と文化とおいしいものに恵まれている阿賀野市に、なぜか多いのが「三角」のもの。阿賀野市に10軒以上ある地元の豆腐屋さんがつくる油揚げは、すべて形が三角なのです。しかもこれがとにかくおいしい!ほかにも三角だるまのお菓子なども…。おみやげにぴったりな阿賀野市の「三角」をご紹介します。


地元の人御用達の「圓山豆腐店」で買う三角揚げ

JR水原駅から歩いて12分ほど、阿賀野市水原公民館近くにある「圓山(まるやま)豆腐店」は、100年以上この地で続く老舗のお豆腐屋さん。地元の人たちに「おいしい豆腐屋さんは?」と聞くと、まず名前が挙がるほど親しまれているお店です。

現在は4代目のご主人夫妻と息子さんのご家族で豆腐と油揚げをつくっています。店舗はなく、豆腐製造の作業場の一角でこの三角揚げや豆腐などを売るスタイル。

こちらの油揚げは、ボリューム感たっぷり。豆の濃い味と甘みがしっかりとあり、でも食べても油っこくないのです。

「香りと切れのいい菜種油100%で揚げていますから。煮物に使うときも油抜きはしなくて大丈夫」なんだとか。一番おいしいのは熱々揚げたてですが、家のオーブントースターで焼いておしょうゆをたらして食べるだけでも、これがもう絶品!

ちなみに圓山さんは「三角揚げ」ではなく、「油揚げ」と呼ぶのだそう。「三角がこのあたりの普通の油揚げだからね」と笑って教えてくれました。油揚げを揚げるのは、毎日朝6:30~10:30頃。この時間帯であれば、おおむね揚げたてが食べられるそうです。

三角揚げの名店「金子食品本舗」で揚げたてをその場でいただく!

三角揚げといえば、忘れてはならないのが「金子食品本舗」。JR水原駅から車で13分ほどの旧安田地区にあります。こちらは三角揚げでその名を知られた有名店。県内ではこれさえあれば!という人が多いほど、おいしいことで知られます。

厳選された材料でつくられた三角油揚げは、地元の良質な水と丸大豆100%の素材を使ってつくられている、まさに伝統の味わい。

こちらのお店にはなんとお店の一角にテーブルがあり、その場で揚げたてを食べることもできるのです。しかも、普通の持ち帰りと同じ1枚150円で、地元のおいしいしょうゆを使って食べる、その熱々揚げたてのおいしいこと!おまけで豆乳もついてきます。

揚げ時間は10:00~11:00なので、この時間を逃さないように。大豆の濃厚な味わいがたまらなくて、食べると本当に感動しますよ。

小さな店内には、三角揚げのほかに昔懐かしいどっしりとしたお豆腐や、地元のおいしいものをたくさん並べているので、三角揚げやお豆腐などのほか、おみやげの買い物も楽しいですよ。

商店街の中の老舗「御菓子司 最上屋」でいただく「三角だるま最中」

水原代官所があった旧水原地区には、多くの和菓子屋さんがあります。約120年続く老舗の「御菓子司 最上屋」もそのひとつ。こちらには、古くからの水原銘菓である「椿餅」や「白鳥の卵」などのほかに、地元の名産品・三角だるまの形をした最中「三角だるま最中」があります。

正式には「山口人形」と呼ばれる三角だるまは、今から150年ほど前につくられた日本の名玩具のひとつ。昔は上越市高田や、柏崎市、見附市でもつくられていたそうですが、県内で今も残っているのはこの阿賀野市の水原地区だけだそう。

最上屋さんの4代目がこの玩具を多くの人に知ってほしいとつくったのが「三角だるま最中」で、ひょうきんな赤と青のだるまの絵を包み紙にした紫蘇あんの最中です。箱入りは6個入りで870円~ですが、2個で300円でも販売されています。もちろん1個だけ買うのもOK!

お店には包み紙のモデルになった三角だるまも飾られてあります。6代目店主の島原さんいわく、「三角だるまは赤が女性で青が男性。白が子どもなんですよ」とのこと。この「三角だるま最中」などの地元銘菓以外にも、お店にはおいしそうな洋菓子や和菓子がずらり。それらも一緒に買っておみやげにしたくなります。

地元の人たちの寄り合いスポット「おんこ茶屋」の「三角だるま」

最上屋さんのちょっと先にある「おんこ茶屋」は、地域交流と商店街のにぎわい創出をめざした、だんらんの場。ここで「三角だるま」が買えると聞いて行ってみました。

店内は無料休憩所としてテーブルでコーヒーが飲めるほか、阿賀野市の特産品も展示販売され、1番奥には駄菓子コーナーもあります。ここでコーヒーや阿賀野市のお菓子をいただき、ひと休みもできるのです。

レンタルBOXの棚の中にあった「三角だるま」を発見!

サイズによって500円、1,200円、2,100円などがあります。男性だという青のだるまより赤のだるまが大きいのは、新潟は女性が強いからなんだとか?

歴史ある街で伝統工芸品や地元銘菓を探す街歩きを、ぜひ楽しんでみて。

阿賀野市で「買う」を楽しむためのななびチェック!

豆腐屋さんで揚げたてを買うなら昼前が狙い目!

市内に10軒ほどある豆腐屋さん。三角揚げの揚げたては感動的な美味!みんな少しずつ味わいが違うので豆腐屋めぐりも楽しいですよ。油揚げを揚げるのはどこも午前中なので、昼前を狙って行くのがオススメ!

「金子食品本舗」の押し豆腐はあったら即買い!

金子食品本舗には知る人ぞ知る「押し豆腐」という硬めのお豆腐があります。水にさらさずに大豆のうまみがぎゅっと閉じ込められたお豆腐で、形もさまざま。薄く切ってステーキのように焼いたりするととってもおいしい!滅多にないのであったら即買いです!

「御菓子司 最上屋」には「三角だるま最中」以外にも地元銘菓がたくさん!

代官所があった阿賀野市の旧水原町地区には地元銘菓がたくさん!竹皮に包まれたういろうのような「椿餅」は江戸時代から有名な伝統菓子。また水原地区といえば白鳥が飛来する瓢湖があることからできた「姿白鳥」もオススメ。

「おんこ茶屋」には昔懐かしい駄菓子がずらり!

店内の奥には思わず「懐かしい!」と声をあげてしまうような懐かしい駄菓子がいっぱい。また煎茶が100円から、ほかにコーヒーやお抹茶も飲める「おんこ茶屋」は地元の人が集まる場所。お茶を飲みながら、地元の人と話すのも楽しいですよ。

「御菓子司 最上屋」について詳しくはこちら
「おんこ茶屋」について詳しくはこちら

関連する投稿


三条 |「三条クラフトフェア in 槻の森2018」全国からクラフトマンたちが集結!

三条 |「三条クラフトフェア in 槻の森2018」全国からクラフトマンたちが集結!

世界に名だたる「ものづくり」のまちとして知られる新潟県三条市。年に1度、全国各地からさまざまなジャンルの作家が集まって行なわれる「三条クラフトフェア」は、新潟県内で最大規模のクラフト市。自然豊かななかで行なわれるので、お弁当を持ってピクニックがてらでかけるのも楽しいですよ。


新潟 |「新潟県立自然科学館」見て、触れて、遊びながら科学の不思議を知る、子どもも大人も楽しめる自然科学館

新潟 |「新潟県立自然科学館」見て、触れて、遊びながら科学の不思議を知る、子どもも大人も楽しめる自然科学館

小さなお子さんからおじいちゃんおばあちゃんまで、訪れる度に新しい発見がある「新潟県立自然科学館」。本物の化石や隕石、さまざまな展示物に実際に触れて体験することで、自然と科学への興味がわいてきます。日本海側最大級のプラネタリウムや工作や実験などのイベントのほか、カフェやショップもあり、1日過ごせる施設です。


新潟 |「中山隧道」手掘りトンネルでは日本一の長さ!

新潟 |「中山隧道」手掘りトンネルでは日本一の長さ!

日本有数の豪雪地域で知られる長岡市山古志地区。ここには住民の手によって掘られた隧道(ずいどう)と呼ばれるトンネルがいくつもあります。そのひとつ、中山隧道は手掘りのトンネルとしては日本一の長さ。今も残る先人たちの努力の結晶、中山隧道をご紹介します。


新潟 |「沼垂テラス商店街 朝市」レトロでおしゃれな商店街で、充実の“日曜朝活”を楽しもう

新潟 |「沼垂テラス商店街 朝市」レトロでおしゃれな商店街で、充実の“日曜朝活”を楽しもう

新潟でかつて市場街として栄えた「沼垂(ぬったり)市場通り」。2015年にレトロな街並みを活かした「沼垂テラス商店街」として生まれ変わりました。おしゃれなカフェや雑貨店などが軒を連ね、毎月第1日曜日には「朝市」が開かれます。この日はパンや焼き菓子、服や雑貨など特別出店も多数!少し早起きをして「朝市」にでかけてみませんか。


阿賀野 |【ななび連載:阿賀野編vol.4】キャンプにBBQに遊園地!自然や文化を満喫できるおでかけスポット

阿賀野 |【ななび連載:阿賀野編vol.4】キャンプにBBQに遊園地!自然や文化を満喫できるおでかけスポット

野山や川など豊かな自然が身近な阿賀野市。ちょっと車を走らせると、緑に囲まれたキャンプ場や田園のなかの遊園地など、自然あふれる遊び場がいっぱい!初夏のおでかけや夏休みの思い出づくりにぴったりな3スポットをご紹介します。


最新の投稿


横手 |「横手やきそば」日本三大焼きそばに数えられるご当地麺を味わおう

横手 |「横手やきそば」日本三大焼きそばに数えられるご当地麺を味わおう

秋田県横手市は、日本三大焼きそばのひとつに数えられる「横手やきそば」が有名な街。1950年代に「元祖 神谷焼そば屋」の店主・萩原安治氏が地元の製麺業者と協力してつくったのが発祥で、その歴史は現在にまで受け継がれています。毎年行なわれる「横手やきそば四天王決定戦」では、約50店のなかからその年の優秀店4店が決定します!


福島 |「日曜市場 空カフェ・マーケット」親子で楽しめる!森のなかのステキなマルシェ

福島 |「日曜市場 空カフェ・マーケット」親子で楽しめる!森のなかのステキなマルシェ

福島県福島市の土湯温泉には、築約100年の古民家を利用し、自家農園の野菜やブルーベリーを使用した人気のカフェ「空cafe」があります。5月~10月の最終日曜日には、お店のお庭を開放した「空カフェ・マーケット」を開催!子どもたちは元気に遊べて、ママや大人はゆったり楽しめる、人気のマーケットをご紹介します。


東根 | 老舗「文四郎麩」の麩は、毎日の献立やおやつに大活躍の優秀食材!

東根 | 老舗「文四郎麩」の麩は、毎日の献立やおやつに大活躍の優秀食材!

水と小麦に恵まれた山形県東根市の六田エリアは、古く江戸時代から麩の生産が盛んです。江戸末期に創業した麩の専門店「文四郎麩」では、伝統的なやき麩やなま麩のほか、麩のスイーツなど、さまざまな麩アイテムが勢ぞろい。麩惣菜や麩菓子の試食コーナーもあるので、アレンジ多彩な麩の魅力をおいしく体験できます。


七ヶ浜 |「SHICHI NO Cafe&Pizza」海を眺めながらのんびりカフェタイム♪

七ヶ浜 |「SHICHI NO Cafe&Pizza」海を眺めながらのんびりカフェタイム♪

宮城県七ヶ浜町にある「SHICHI NO Cafe&Pizza」は、ガラス張りの店内から海が一望できるオーシャンビューのカフェ。本格的な石窯ピザや、インパクト抜群なルックスのパンケーキなど、フードメニューも充実しています。自慢したくなるフォトジェニックなカフェをたっぷりご紹介します!


南相馬 |【ななび連載:南相馬編vol.3】南相馬の味噌文化が育む逸品を、家族で楽しくショッピング

南相馬 |【ななび連載:南相馬編vol.3】南相馬の味噌文化が育む逸品を、家族で楽しくショッピング

南相馬の家庭では、昔ながらの製法で味噌をつくる「田舎味噌」が有名です。米や大豆を持ち込み、お味噌屋さんに味噌づくりを委託してつくる「みそつき」という南相馬独特の風習や、味噌漬けの漬物など、味噌は各家庭に欠かせません。今回はそんな味噌文化が育む逸品と、家族で楽しめるショッピングスポットをご紹介します!