戸沢 |「最上峡芭蕉ライン舟下り」こたつで温まりながら冬の絶景を満喫!

戸沢 |「最上峡芭蕉ライン舟下り」こたつで温まりながら冬の絶景を満喫!

山形県北部にある最上郡戸沢村。村内を流れる最上川は日本三大急流に数えられ、松尾芭蕉が「五月雨を集めて早し最上川」の句を詠んだことでも有名です。最上川を和舟で下る「最上峡芭蕉ライン舟下り」は人気のアクティビティのひとつで、2018年の「プロが選ぶ水上観光船30選」では1位に選ばれるなど、ますます注目を集めています。


松尾芭蕉も楽しんだ舟下りを体験しよう

最上川は山形県と福島県との県境にある吾妻連峰を源流とし、山形県内を縦断したのち日本海に注ぎます。なかでも中流に位置する峡谷・最上峡は、変化に富んだ川の流れと両岸に連なる山々が織りなす雄大な風景が見られるスポット。芭蕉と弟子の曾良も、この辺りから舟に乗って最上川を下ったと伝わっています。

最上川の流れに身をまかせ、船上から四季折々の景色を楽しむ「最上峡芭蕉ライン舟下り」は、12キロメートルほどのコースを約1時間かけて下ります。

山々の合間には大小さまざまな50近くもの滝を望むことができ、源義経が岩手県の平泉に向かう際に馬の轡(くつわ)を洗ったと伝わる「轡滝」や、白い色を垂らしたように流れ落ちる高さ124メートルの「白糸の滝」など、見どころがたくさんです。

3月までの期間限定!こたつ舟に乗ってポカポカ舟下り

最上峡芭蕉ライン舟下りは通年で営業していますが、12月~3月に登場する「こたつ舟」は特に人気です。船内には豆炭こたつを備えたテーブルがあり、足元はポカポカ。外の寒さで冷えた体をじんわりと温めてくれます。屋根も付いているので、多少の雨や雪が降っても大丈夫です。

ゆったりと進んでいく舟の周囲に広がるのは、水墨画を思わせる趣ある風景。真っ白に雪化粧をした山々が川の両岸から迫るようで、見ごたえがあります。

美しい景色はもちろん、舟を操る船頭さんたちが歌ってくれる舟歌や、山形弁によるおもしろいガイドも、最上峡芭蕉ライン舟下りの楽しみのひとつ。コース途中の見どころをユーモアたっぷりのトークで説明しながら、お客さんを盛り上げてくれます。ガイドの内容は、お客さんの様子や舟の運航状況によって変わるそう。海外からのお客さんが多い場合は、英語やフランス語が飛び出すことも!

また、乗船前にお弁当(要予約)やお菓子、飲み物などを購入すれば、船内に持ち込むことができます。乗船所の古口港(戸沢藩船番所)と降船所の草薙港(川の駅・最上峡くさなぎ)にはそれぞれ食事処もあるので、乗船の前後にこちらを利用するのもオススメ。地元産の粉を使った手打ちそばをはじめ、ラーメンやカレーライスなどのメニューが味わえます。

冬だけじゃない!季節ごとの見事な景色も必見

冬ならではのこたつ舟はもちろん、そのほかの季節も魅力たっぷり。春には桜、夏にはみずみずしい緑、秋には紅葉と、それぞれに異なる風景が見られます。事前に予約をすれば、バーベキュー(5月~10月頃)や魚のつかみ捕り(7月~9月中旬)、そば打ち体験などもセットで楽しめますよ。

さらに、最上峡一帯には日本最大級の巨木が群生する「幻想の森」もあり、トレッキングにチャレンジするのもオススメ。「最上峡芭蕉ライン舟下り」と合わせて、大自然をとことん満喫する休日を過ごしてみてはいかがですか。

「最上峡芭蕉ライン舟下り」をもっと楽しむためのななびチェック!

乗り物が苦手なお子さんでも安心

船はゆっくりと運航され激しく揺れることは少ないので、船酔いが心配なお子さんでも楽しめます。

バスの時間をチェックするのを忘れずに

船は古口港を出発し、草薙港に到着する片道運航です。古口港に戻る場合は路線バスが出ているので、乗り遅れないように注意しましょう。

事前予約でプラスαのアクティビティを満喫!

舟下りに加え、前もって予約をすればバーベキューや魚のつかみ捕りなどが楽しめるプランも利用できます。

「最上峡芭蕉ライン舟下り」について詳しくはこちら

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