横手 |「横手の雪まつり」で冬の“あったか”体験をしよう

横手 |「横手の雪まつり」で冬の“あったか”体験をしよう

雪でつくった社に水神様を祀る横手の「かまくら」は、約450年もの歴史を誇る小正月行事。2018年もたくさんのかまくらが街に並びます。さらに、豪華な頭飾りが特徴の「ぼんでん」を奉納する神事も開催。今回は、心温まるかまくら体験や熱気あふれるぼんでんなど、冬の寒さを吹き飛ばす「横手の雪まつり」をガイドします。


かまくらのなかでは、子どもたちが甘酒やお餅でおもてなし

「みちのく五大雪まつり」のひとつとして、毎年全国から多くの観光客が訪れる横手の「かまくら」。鑑賞するだけでなく、雪室のなかに入って水神様に家内安全などを祈願する伝統行事です。

期間中は、明かりの灯ったかまくらのそばを通ると、「入ってたんせ」「おがんでたんせ」と、なかから子どもたちが声を掛けてくれます。

かわいい誘いを受けたら、ぜひともなかに入ってみて!

かまくらのなかでは、地元の子どもたちが甘酒(あまえこ)やお餅をふるまってくれます。うれしいおもてなしで心と体を温めながら、子どもたちと楽しく交流できるのもまつりの醍醐味。水神様にお賽銭をあげて、手をあわせることもお忘れなく。

まつりの期間中は、横手市役所本庁舎前道路公園や横手公園、羽黒町武家屋敷通りなど市内に約100基ものかまくらがつくられます。かまどのような形をした真っ白い雪室からオレンジ色の明かりがもれ、元気な子どもたちの声が聞こえる様子は、冬の横手を象徴する光景です。

ロマンチックな“光の草原”が広がる「ミニかまくら」も必見!

かまくら体験と並ぶまつりの名物は、幻想的な光が夜の街を彩るミニかまくら。夕方になると、市内のあちらこちらがロマンチックな明かりに包まれます。

特に見事なのが、横手南小学校の校庭と蛇の崎川原。雪の大地をロマンチックに照らすミニかまくらは、ため息がでるほどの美しさですよ。

また、「かまくら館」の向かいにある「光明寺公園」では、ミニかまくらづくり体験も実施します(2月15日(木)は11:00~、14:00~、16日(金)は14:00~)。つくったミニかまくらには、実際にろうそくの火が灯るので、見て楽しむこともできますよ。

この2日間は、市内各所に個性的な雪像もたくさん登場するので、ぜひ暖かい格好をして冬の街歩きを楽しんでくださいね。

「ジョヤサ」の掛け声が響く、大迫力の「ぼんでん」

「かまくら」と同様に、小正月行事として行われるのが横手の「ぼんでん」です。「ぼんでん」とは神様への捧げもののこと。横手のぼんでんは、高さが5メートル、重さが30キロにも及び、その大きさと絢爛豪華な頭飾りが特徴です。

毎年、町内や企業などが趣向を凝らしたぼんでんをつくり、2月16日(金)に行われる「ぼんでんコンクール」でその出来栄えを競います。

ハイライトは、2月17日(土)の「梵天奉納祭」。約300年もの歴史がある伝統行事で、ほら貝の音と「ジョヤサ」の掛け声を響かせながら、旭岡山神社にぼんでんを奉納します。

各町内や企業の若手が先を競って奉納するため、至るところで激しいもみ合いも起こり、それが最大の見どころに。最後はぼんでんが神社に勢いよく突っ込む迫力満点の行事です。

雪が織りなす美しい景色と地元の子どもとの交流を楽しむ「かまくら」、絢爛豪華な幣束と熱気あふれる光景に大興奮の「ぼんでん」。2つの異なる小正月行事を体験しに、冬の横手を訪れてくださいね。

「横手の雪まつり」で雪の世界を楽しむ!ななびチェック!

足元を含めて完全防寒の服装で!

かまくらのなかは暖かいものの、外を歩くときはしっかりした防寒着が必須。夜は歩道が凍ることもあるので、長靴やスノートレッキングなど溝のある履物がオススメです。

無料の巡回バスを利用して、たくさんのかまくらを鑑賞しよう

市内の至るところで見られるかまくらは、会場によって少しずつ形が異なります。歩いて回るのも楽しいですが、巡回バスなら主要会場をラクに移動することができますよ。

まつり前日には「かまくら撮影会」を開催

まつりの開催に先立って、2月14日(水)には民家苑木戸五郎兵衛村で「かまくら撮影会」も開催。古民家とかまくら、横手の冬の原風景を撮影することができます。

「横手の雪まつり」について詳しくはこちら

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