山形 |【ななび連載:山形編vol.2】山形のグルメといえば、バリエーション豊かに味わえる多彩な山形そば

山形 |【ななび連載:山形編vol.2】山形のグルメといえば、バリエーション豊かに味わえる多彩な山形そば

古くからそば栽培が盛んな山形は、全国でも有数のそば処。寒暖差の大きい気候が、香り豊かでコシの強いそばを育てます。山形市には、伝統の「板そば」や「冷たい肉そば」、そば通も納得の「変わりそば」など、バリエーション豊かなそば店が勢ぞろい。休日ともなれば、おいしいそばを求めて県内外から観光客が訪れます。


昔ながらの手打ちそばを守る老舗「そば処 庄司屋 山形本店」

山形市内のそば店では一番の老舗「そば処 庄司屋 山形本店」は、JR山形駅から徒歩10分。江戸中期、山形城三の丸のお堀の近くにそば茶屋として創業し、150余年の歴史を誇ります。

店内にはテーブル席や囲炉裏のほか、広々とした座敷があり、大人もお子さんもくつろいで過ごせます。

こちらのそばはすべて、山形産「でわかおり」を中心に純国産そば粉を使用。前日深夜に石臼挽きし、早朝にふるいにかけたそば粉で、職人が手打ちします。挽きたてのそば粉は味も香りも格別!

お店オススメの「相もり板天」は、つなぎ一割で太く力強い山形風「といちそば」と、真っ白で繊細な江戸風「さらしなそば」の、店自慢のそば2種を一度に味わえる人気メニュー。海老や季節の野菜の揚げたて天ぷらもたっぷりです。

ほかにも定番の「ざるそば」や「天ぷらそば」、お子さんにも人気の「カレーそば」など、冷たいそばと温かいそばあわせて約30種がそろうので、家族みんなでの食べ比べも一段と楽しいものになりそうですね。

旬を変わりそばで味わえる「手打 梅蕎麦」

JR山形駅から車で7分、東北自動車道 山形蔵王ICからも同じく車で7分ほどの場所にある「手打 梅蕎麦」。江戸末期から4代続く老舗そば店です。

太めでコシの強い田舎そばが主流の山形では珍しく、こちらのお店では、超極細の十割そばを味わえます。そば粉は主に山形産「でわかおり」を使い、店内の石臼で自家製粉。早朝から4代目のご主人が手打ちそばを丁寧に仕込みます。

人気のメニューは、十割細打ちそばと季節の変わりそばを両方味わえる「二色せいろ」です。

極細の更科そばに四季の素材の豊かな香りと鮮やかな色をのせた変わりそばは、春は桜やよもぎ、夏は青じそ、秋は菊花、冬は柚子など、季節ごとに変化。キリッと濃いめのつゆが旬素材の風味をより際立たせます。季節が変わるごとに通い、旬の変わりそばを味わうのもオススメですよ。

河北町発祥の冷たい肉そば「肉そば処 伍らい光」

山形市郊外の住宅地にある「肉そば処 伍らい光」は、2017年7月にオープンしたばかりの新店。店名にもあるように、河北町谷地地区が発祥の「冷たい肉そば」を食べられます。冷たい肉そばとは、鶏肉だしと醤油の冷たいつゆで食べるそばのことで、たとえ極寒の冬でも、多くの地元人は「冷やし」を好んで食べるのだそう。

大きな一軒家の広々とした店内には、テーブル席と座敷席がゆったりと配置され、ファミリーでゆったりと過ごせます。オススメの「肉そば(冷)」は、親鳥でコク深いだしをとり、つゆは少し濃いめの仕上がり。自家製のそばはシャッキリと歯切れがよく、コリッと小気味よい歯ごたえの鶏胸肉のチャーシューとも相性は抜群です。

おなかに余裕があれば、いかげそをさっくり揚げた「げそ天」もぜひ一緒に味わって。山形のそば店では定番の添え物で、サクッと香ばしい揚げ衣が、つゆに奥行きを加えてくれます。

個性豊かなそば店が集まる山形市。街歩きやドライブを楽しみながら、気になるそば店を訪ねてみましょう。次回は、山形市にあるレトロ建築のショッピングスポットをご紹介。おいしい山形名物の数々は、おみやげにもぴったりですよ。

山形のそばをもっと楽しみたい!ななびチェック!

山形オリジナルのそば品種「でわかおり」

山形の在来種「最上早生」を品種改良し、大粒で重みがある「でわかおり」が誕生。香り高く、つるっとした喉ごしが特徴です。

山盛りの「板そば」をみんなで食べよう!

「そば処 庄司 山形本店」の「家族もり」は、4~5人前ものそばを大きな板に盛りつけたジャンボメニュー。家族みんなでワイワイ食べるのにぴったりです。

おいしいものを全部のせ!「伍らい光そば」

「肉そば処 伍らい光」の「伍らい光そば」は、肉そばにげそ天と卵黄をトッピング。そばは中華麺に変更できます。

「そば処 庄司屋 山形本店」について詳しくはこちら
「肉そば処 伍らい光」について詳しくはこちら

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