黒石 |「黒石こみせまつり」情緒あふれる“市民手作りのまちなか文化祭”

黒石 |「黒石こみせまつり」情緒あふれる“市民手作りのまちなか文化祭”

青森県黒石市の中町こみせ通りで行われる「黒石こみせまつり」は、郷土芸能の演奏や、ご当地グルメが味わえるおまつり。例年9月の第2土曜日・日曜日に行われ、2017年は9月9日(土)・10日(日)に開催されます。そこで今回は、「黒石こみせまつり」の見どころを、意外と知られていない中町こみせ通りの魅力とともにご紹介します!


風情あふれる木造アーケード状の「中町こみせ通り」

黒石駅から徒歩15分ほどのところにある「中町こみせ通り」は、江戸時代前期から続く風情あるアーケード状の通りです。

「こみせ」とは、雨や雪をしのぐためにつくられたひさしのことで、通行人や商人が快適に過ごせるようにつくられた通路。こみせ通りが現在もまとまって残っているのは珍しく、全国的にも類例がないといわれています。

昔ながらの造り酒屋や蔵、国の重要文化財「高橋家住宅」が並び、情緒ある雰囲気を醸し出しています。

1日中楽しめる、「黒石こみせまつり」のイベントの数々!

「黒石こみせまつり」期間中は、中町こみせ通りのさまざまな場所で演奏やパフォーマンスが行われます。津軽の郷土芸能・津軽三味線や津軽太鼓の演奏は、華麗なバチさばきに思わず立ち止まって聴き入ってしまいそう。

華やかな衣装と笑顔でよさこいを舞い踊る、ダンスチーム「AOMORI花嵐桜組」の迫力ある演舞も見どころ。ほかにも、保育園児たちの鼓笛隊や、高校生による吹奏楽の演奏などが行われ、地域一体となって祭りを盛り上げます。

また、ここだけのお楽しみイベントが、「こみせギネス流しそうめん」です。400円でカップに入ったつゆと割りばしが渡され、なんと食べ放題!40メートルの距離を流れるシャキッと冷たいそうめんに、ついつい箸が進んでしまうかも。

お子さんに人気な露店やわたあめの実演販売、1日を通して開催しているゲームコーナーもありますよ。

中町こみせ通りで黒石市の銘品をショッピング

昔ながらの飲食店やカフェ、美術館や、交流館など、さまざまな店舗が軒を連ねる中町こみせ通りですが、「黒石こみせまつり」期間中だけ公開される特別な空間があります。

津軽の銘酒、「菊乃井」で有名な「鳴海醸造店」と、「玉垂」で有名な「中村亀吉酒造」は、なんと酒蔵見学ができるのです!普段は酒蔵まで公開されていないので、お酒好きにはたまりませんね。

酒蔵であることを忘れてしまうほど美しい「鳴海醸造店」の庭園は、座敷に上がって見学ができます。また、大きな杉玉が印象的な「中村亀吉酒造」はNHK大河ドラマのロケ地としても話題に。もちろん2店舗とも、お酒の購入もできますよ。

さらに、お土産や特産品の購入にオススメなのが「津軽黒石こみせ駅」です。

駅といっても電車が止まるわけではなく、道の駅のようなお買いものスポット。普段から津軽三味線の無料ライブが行われるなど、郷土の魅力がたくさん詰まっています。

市民憩いの隠れスポット「横町かぐじ広場」

たくさん歩いて疲れたら、「横町かぐじ広場」で休憩するのがオススメ。メイン通りとは雰囲気が変わり、せせらぎや芝生が広がる空間は、市民の憩いの場や待ち合わせスポットとして親しまれています。東屋や公衆トイレもあるので、快適に休憩できそうですね。

また広場内には、黒石市の伝統行事「黒石よされ」がモチーフの「恋よされ」モニュメントも設置されています。「黒石よされ」が盆踊りの男女の掛け合い歌だったともいわれていることから、「恋よされ」モニュメントは、2人の男女がこの場を訪れると恋が叶うように願いを込めて建立されました。「黒石こみせまつり」を機会に訪れてみるのもいいかもしれません。

歴史ある風景や、郷土芸能、ご当地グルメなど、さまざまな文化が1度に味わえる「黒石こみせまつり」。大人もお子さんも、時間を忘れて1日中楽しめるおまつりに、でかけてみてはいかがですか?

「黒石こみせまつり」をもっと楽しむために!ななびチェック!

祭りに華を添える和装

一昨年から和装での来場を呼び掛けています。和装の来場者を記念撮影してくれたり、浴衣の貸し出し・着付けサービスも!より一層、祭り気分が味わえそうです。

写真に残す祭りの魅力

歴史ある建物ならではの風景や、美しい庭園などを撮影しながら歩くのもオススメです。フォトジェニックな景色は、祭りの思い出になること間違いなし。

心遣いでこみせをもっと美しく

こみせ通りのいたるところに掲げられている木札には、「こみせはあなたの禁煙で守られています。」の文字が。喫煙する方は、中町こみせ通り内の「津軽黒石こみせ駅」をご利用ください。

「黒石こみせまつり」について詳しくはこちら

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